南アフリカ1日目*

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19ヶ国目 南アフリカ共和国 (地図ピンク色

f:id:baobab-no-ki:20170414191807j:plain立派な国境

昨日の内に国境50Km手前まできて、本日の朝に国境アタック。でも南アフリカはビザなしのエントリーなのでアッタクもなにも顔パスで入れます。ジュリアやピジョーシは大使館に行ってもビザもらえなかったのに日本人だというだけでいとも簡単に入れるのですごいものです。

f:id:baobab-no-ki:20170414191852j:plainエイズ流行地であるために無料のコンドーム箱なるものが設置されてました。中は空っぽだったけど。

南アフリカでの目的地はもちろんケープタウン!ここがガーナのアクラに次ぐ中継点になっています。まあアクラよりも大きなチェックポイントになりますかね。カイロまで行く人にとってはちょうど折り返し地点にもなりますし。

f:id:baobab-no-ki:20170414192100j:plainワイン醸造所にいた犬と猫

今日はそのケープタウンを目指し南下の一途。夕方にワインの醸造所に到着。ここはキャンプサイトも兼ねていて、今夜はここでテントを張らせてもらいます。ホットシャワーもあってラッキーでした。夕食後にはみんなしてワインの試飲会に出かけていったのですが、僕は下戸の身なのでここは待機してましたね。

 

明日はまた移動日です。

f:id:baobab-no-ki:20170414192150j:plain今日の月の出

 

一週間レポート その19 淋しくなった御一行

一昨日に5人もトラックを降りていって、移動中の車内はだいぶと閑散した静かなものになってしまいました。今いる人数はパッセンジャー11名にドライバーのスティーブ、スワコプムントから乗り込んだ、これまたドライバーのケニア人ウォルターを合わせた13人となっています。

こうなると大変なことが1つあります。それは毎晩の夕食作り。ランチの方はサラダだけで手間のかからないものなのですが、夕食作りは三人一組だったので、11人となるとなかなか大変なことになっています。特にひどくなるのは火曜日と木曜日です。この曜日には1人づつしか残っていないので悲惨なものですね。2人ボランティアがつかないとやってけないので。

でもまあこの少人数も10日ほどの我慢なので、そこまで深刻な問題ではないですね。それどころかケープタウンからはギニアで去ったオーストラリア人ジェニーと新規パッセンジャー9人が乗り込んでくるので、トラック内人数が一挙に増えて、22人となる予定なのです。これは賑やかになるなんてものじゃないです。今のうちの少人数、これは嵐の前の静けさなんですよね。

その新たな参加者の性別や国籍の細部はわかりませんが、どうやら日本人はいないようで、ほっとしています。あと残すは10週間、先日のウィントフックでの日本人バックパッカーとのような短期的なものは別として、日本人との接触のない貴重な時間をすごせるのは嬉しい限りです。

ナミビア14日目最終日

何にもない国、ナミビア

ナミビアには何もない、「無」という言葉がよく当てはまります。

こんなまっすぐ線を引っぱったような地平線がどこでまでも続いているのです。

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僕はいつだったかに言った通り無類の地平線好き。いつまでだってどこまでだって窓から顔を出して景色を眺めてられるのです。

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地平線が広がるところは空が大きい。山とビルで空が埋められている日本ではない光景がここにはあります。日本に帰ったら見られないと思ってここで見貯めしておきます。

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といっても丘はところどころに見られます。それも邪魔なのではなくって眺めの良いアクセントになっています。

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ナミビアには景色になにもないだけでなくって、人も全くいません。走っていて村なんてものはこの2週間ついぞ見たことがないのです。それどころか車にすれちがうことも少ないくらいです。

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走っていて目にする人工物は乗ってるトラックと道路と大地を仕切っている柵だけ。このどこまでも続く柵が景観を台無しにしてる感があります。それでいまいちなんのためのものなのかわからない。家畜の移動を制限するものなのか、はたまた個人の土地を区別するためなのか。どちらにしろ嫌悪な心持ちになります。

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 ナミビアは空と大地っていうイメージができました。ここにはまた帰ってくるので楽しみにしてます。

 

 
明日は南アフリカ入りします。