ボツワナ1日目

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20ヶ国目  ボツワナ共和国   (地図ミドリ

めっちゃ久しぶりに国旗と地図貼った心持ちです。

 

今日は朝からボーダーに出ていって越境。全くスムーズに進んでいってすぐにボツワナ入国。まあ並んで順番が回ってきたら旅券と申請書を渡してスタンプを押して貰うだけのなんともまあ味気ない作業です。ただここのビザが取れないがためにインド人ピジョーシは帰国を余儀なくされたのだけれども。ホント気の毒なほどに国籍の差はあるものです。こちとら1分でもらえる入国スタンプが彼は本国でビザとってこないと貰えないほど手の遠いものなんだから、なんとも不憫なものです。

さて今日その後はずーっと移動。昼ごはんを食べてまたエンエンと移動、結局オール移動で日が暮れていきました。でもその御蔭で目的地であったマウンという町には無事夕刻とともに到着。

ここの外れにあるキャンプサイトに4日間トラックは停車して、その間にオプショナルのツアーであるオカバンゴ・デルタに行くというわけです。そして13人が明日から2泊3日のツアーに出ていきます。僕もその中の1人です。オカバンゴ・デルタというのは莫大な面積を有する大湿地帯で、数多くの野生動物が暮らしています。ボツワナでも1、2位を争う巨大観光地でもあります。その他の5人はもう少しラグジュアリーな野宿じゃない一泊二日のツアーに行くそうです。

それでこの記事を書き始めて、何か今日のピクチャーはないかとパソコンの写真庫を探ってみると1枚も今日撮った写真が見当たりません。0です。皆無です。というわけで巻頭の国旗と地図以外になんにもないこんなまっくろくろすけな記事となってしまいました。まったくこんだけブログ続けてんのに写真を取る習慣が身につかない。ジャーナリズムの欠片のひとつも芽生えないんだから辟易する。

再ナミビア12日目最終日

f:id:baobab-no-ki:20170512231523j:plain巨漢トムと見比べても大きいバオバブ

ナミビア一の巨木、バオバブ

昨日行くはずだったけど暗くなってから着いたので繰り越したバオバブを今日は朝から見に行ってきました。それでこの朝一番の出来事が僕にとっては今日唯一のいべんとになりましたね。

料金は50ナミビアドル(450円)で半分以上の人ははバオバブ一本のためにそんなに出したかないということでトラックに居残って、見に行ったのは僕を含めて7人でした。僕はバオバブが無性に好きな質なので即決で行く組に入って、昨日からワクワクしてました。

ナミビア一高いバオバブだという文句なのだけれど、第一これまでナミビアバオバブなど見かけたことはただの一度もありません。アンゴラではこれでもかというほど目に入ったものですが。なのでそこまで大きさを期待していなかったのですが、実際見てみるとアンゴラで数百本と見たどのバオバブの木よりも確かに大きかったですね。

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トタン造りの小さなレセプションで支払いを済まし、歩くこと10分強、朝日の後光が差した上画の黒いバオバブの影が見えてきました。

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大きすぎて近づくと画角に収まりきらないほどです。ただでさえ僕は14mm−40mmのレンズをセネガルで大西洋に落っことして壊し、40mm−140mmという大変に不便なレンズを使うに余儀なくされてしまっているのでこういう時はいつも閉口しています。上画は40mほど離れて縦で撮ってやっとと言った感じのもの。まあ横が収まってないのでどうしようもないのですけど笑

f:id:baobab-no-ki:20170512231446j:plainせっかくだから登ってみた。ところどころに手をかけられる窪みがあってめちゃ登りやすかったです。滑って落ちたら骨折ですまないところまで上がっていけます。

この脇の森でアメリカ人ピートが「象が見えた!」と教えてくれたのですが、すぐにどこかに行ってしまったみたいで僕はみつけられませんでした。これが見れたら最高だったなあ。でも500円弱出す価値は十分にあるものでした。バオバブ好きからしたらね。

 

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その後はひたすらにボツワナとのボーダーを目指し、4時にボーダー20Km手前のRainbow Lodgeに到着。

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この宿はクルージングのツアー(約2,000円)をやっていて、カバが見られるものなのですが、僕は節約のためにパス。それに給食当番だったしね。

f:id:baobab-no-ki:20170512231209j:plain夕食後は民族の伝統ダンスでもてなしをうけました。

明日はボツワナ入り、久しぶりの国境越境です。

 

さてさて明日にはボツワナ編が始まるということで、長かったナミビアをようやく抜けることとなります。

 

ナミビアには26日間、南アフリカには13日間、合計すると優に1ヶ月を越える月日を過ごしたことになります。まさかこんなにこの2ヶ国に滞在することになるとは。南アフリカナミビア、この二つの国は文明の光明を僕たちに思い出させてくれたというところで共通点があり似通った二ヶ国でありました。

ナミビアに入った時、アンゴラまで続いたブラックアフリカの雰囲気に5ヶ月染まっていた僕の脳はその大いなるギャップに戸惑い、オーバーヒート寸前までいきました笑。少し誇張し過ぎか笑 でもそんなイメージ。

いやでもホントにそれくらい今まで渡り通ってきた国々対して一線を画していたことは間違いないです。だってまあマクドナルドがあるくらいだからねえ。

そんなシヴィライゼーションとも当分の間お別れ。また明日からはブラックアフリカが戻ってきます。でもこれからの国も100%純正のブラックアフリカというよりは多少観光業や経済の発展した国となってるはずです。それでも多少はCHAOSなはずだからドキドキ楽しみではあります。あのアトマスフィアに多少洗脳された感は否めません笑

もうあとホント数か国、さあさあ張り切っていきませう。