モロッコ10日目
ラバトにただ一つの観光地 ムハンマド5世廟&ハッサンの塔
聞いた話では、ラバトにはただ一つしか観光するところはないとのこと。確かにラバトにはメディナ(アラビア語で町の意)もあるのですが、フェスに比べてしまうとまあ見劣りしてしまい、また迷うこともないほどの規模です。町並みも路面電車があったりはしても、見栄えするようなものはこれといってありません。
道中の変わった木
しかしここには一つムハンマド5世廟なるものがあるのです。ムハンマド5世とは1956年からおよそ半世紀におよぶフランスの植民地支配からモロッコを独立させた英雄で、今でもモロッコ国民は彼を誇りに思い尊敬しているのだそう。ちなみに彼の孫がモロッコ現国王ムハンマド6世。
↑騎馬衛兵が迎えてくれました
そのムハンマド5世が奉られているのがムハンマド5世廟という立派なお墓。その前にはトレードマークとなっているハッサンの塔(こちらの方が800年ほど昔に建てられているのですが)があり、その手前にはかつてあった大きなモスクの柱があります。これがまた幻想的でとても良かったです。
↑ハッサンの塔とかつての柱
このハッサンの塔のなんですが、10世紀の建設当時高さは88Mを目指していたそうなのですが、中止になりその半分の44Mと半分で止まっているのだそう。確かにてっぺんを見てみると中途半端なところで終わっているような気もする。
↑言われてみれば途中で切れている
↑ムハンマド5世廟 外観
中の装飾はとても豪華で綺羅びやかで繊細な細工がほどこされていました。
↑せっかくの綺麗なステンドグラスのはずがブレブレの写真
↑この棺桶はの中でムハンマド5世は安らかに眠られている
↑ここにもありましたモザイク画
以上、写真中心でお送りしました。