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モロッコ18日目

昨日はモロッコと西サハラの境界線ギリギリのところにトラックを停め、ブッシュキャンプをしました。今日は朝から西サハラに入ります。

f:id:baobab-no-ki:20161203202949j:imageサハラ・アラブ民主共和国の首都レイユンの入り口 

今回のお話は西サハラについて、ここは領土問題を抱えた曰くつきの場所なのです。どことどこの国で揉めているのかというと、モロッコとサハラ・アラブ民主共和国という聞き慣れない国です。元々西サハラスペイン領サハラというスペインの植民地でした。しかし1975年にスペインがその領有権を放棄し、その土地をモロッコとモーリタニアが代わりに分割統治させるということになります。ところが、西サハラの人々はすぐさま独立を目指し立ち上がります。

それはポリサリオ戦線と呼ばれ、善戦し遂にはモーリタニアを撃退、その独立を認めさせます。しかしそのモーリタニア軍の空いたところへモロッコが攻め込みすぐさま支配してしまします。それが現在まで続いていて、停戦はしていますが、西サハラの西側からほとんどを占領しているのです。僕達が通っていくところも全てモロッコの実効支配地です。

f:id:baobab-no-ki:20161203202332j:plain黄色がモロッコの不法占拠地、オレンジがサハラ・アラブ民主共和国の占領地です。

ただこのサハラ・アラブ民主共和国という国、アフリカのモロッコ以外が加盟しているアフリカ統一機構がちゃんと国家として認めていて、国際的にも南アジアを中心とし合計80を超える国から国家承認をされているのです。しかし日本はモロッコとの関係上この国を国家として認めていません。従って国際的には国家と認められてはいるが、日本は認めていないために日本の世界地図では西サハラの部分だけ白塗りにされているのです。僕も高校生の時になんでここだけ白色なんだろうと思った記憶があります。

f:id:baobab-no-ki:20161203201752j:plainこんな西サハラだけ白い地図

以上全てWikipedia大先生からの引用でした。

 

明日は長かったモロッコ編最後の記事となります。