モーリタニア2日目*

事故りました f:id:baobab-no-ki:20161206033143j:image

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f:id:baobab-no-ki:20161206033141j:imageすぐに集まる野次馬たち

まあちょっとした接触事故だったので大事にいたりませんでした。簡単に実況見分をしますとトラックがキャンプサイトに入るために一度停車していたところ、このボロボロのトヨタ車がぶつかってきたという感じです。まあ本当に軽い接触程度で相手の車はバンパーがちょっとイカれてましたが、こちらはビクともしてませんでした。示談で済んだようです。

事故の前、今日は昼頃にビーチに出かけていました。

 

f:id:baobab-no-ki:20161207055015j:plain崖から見下ろしたビーチ

f:id:baobab-no-ki:20161207055311j:plain座礁船も見つけました。

 

今日は事故以外に特出すべき事もなかったし写真だけにしまーす。

 

それよりも、

1週間レポート その③ マラリア予防の運命は?

ツアーが始まり3週間が経ちましたが、今のところ一番懸念していた問題の出汁の飢えにはまだ至っていません。かといって、毎日のメシが美味しいわけではないですね。

また直近の問題であったマラリアの予防薬、西サハラの都市、レイユンでニヴァキンという名のクロロキンの予防薬が手に入りました。f:id:baobab-no-ki:20161206021624j:plainクロロキンとはいくつかあるマラリア予防薬の一種で、とても古くから使われている薬です。しかしその古さからアフリカではこれに耐性をもったマラリア原虫が多く、あまり効果的でないとされています。ただその認知度と安価で手に入ることから今でも多くの現地人に使われるものだそう。一箱6週間分で約130円。ひくほど安い。ちなみに治療薬として買った下の画像のマラニール一回分で5,000円強です。まじで笑えない。

f:id:baobab-no-ki:20161206022052j:plainこの二つでやっていきます。

クロロキンあまり効かないんだとわかっていても、飲まないよりか飲んだ方がマラリア原虫も弱るでしょう。「弱らせて若さ由来の免疫力で退治」という素人的考えで乗り切っていくつもりです。

マラリアはハマダラカという蚊のメスのみを媒介して罹るのですが、マラリア原虫を持つ蚊は全体の1%ほどだそうです。少ない、と僕は感じました。100会刺されてやっとマラリア原虫に体内侵入される確率だから。ただ僕らのやっているキャンプ生活という正に蚊に食事を提供しているような環境ではおそらく1日に10回はさされるでしょう。

なので僕の結論、「よく飯を食って、よく寝て、安薬を毎日摂取」つまり基礎体力を維持することに精進しようと決めました。まあそれでもマラリアに対し何の免疫も持ってないこのDNAは、ガダルカナル島マラリアのために次々と倒れていった日本兵同様、地に臥せることになるやもしれません。

 

まあ少しでもマラリアにかかったような兆しがあれば、なんの意地も張らずにツアーから離れる気持ちで行動はします。熱帯マラリアなんかだと24時間以内に処置を受けないといけないので、悔やんで、惜しんでこのツアーに残ろうとせず、ヘリに乗ってでも命を取る覚悟です。そのために高っかい海外保険に入ったんだしね。

以上マラリアを中心にした回でした。一方、英語に関しては相も変わらずです。