マリ3日目*

首都 バマコ

f:id:baobab-no-ki:20161230044940j:plain信号なんて守らないので交通マヒに陥りがち。クラクション鳴りっぱなし

前日の夕方、無事にバマコに到着し、久しぶりに都会の喧騒を思い出しました。僕らの泊まっているところはホテルの庭で、その隣にご立派なドイツ大使館が構えています。この大使館、セキュリティーがとても厳重で、高い壁には有刺鉄線が張り巡らされており、エントランスには銃を持った黒人の傭兵が立っています。ちょっと今までにない雰囲気にドキッとしました。やっぱりここバマコは治安の良いところではないようです。

f:id:baobab-no-ki:20161230044759j:plain三車線もあるのは都会の証

僕達の滞在しているホテルはホワイトアメリカ人の経営で、設備が良く、清掃も行き届いていて久方ぶりのホットシャワーにもありつけました。今日はこの快適なホテルでまだ本調子でない体の休息にその一日を費やしました。
 
 
一週間レポート その6 お金の話
「カネ」の画像検索結果
 
ツアーが始まり一ヶ月と半分が経ちました。この間にだいぶ西アフリカの金銭事情がわかってきたのでここで紹介したいと思います。
第一に、西アフリカの物価はもんすごく高い。ここの物の値は正直に日本とあまり変わりません。物によってはそれ以上のものもあります。例えば小さい500mlのパックに入った牛乳一つに120円取られたりするわけです。また旅人の優等生バナナも3本で100円取られます。しかしモロッコは西アフリカの一般的物価のその限りではなくて、とても安かったです。感覚で日本の半分ほどでした。みんなの味方バナナくんも100円払えば8本貰え、お釣りもついてきました。ただモーリタニアに入ってからセネガル、マリと経て最初はモーリタニアが特別なのかと思うとどうも違うということが段々と分かってきたのです。アフリカといえば貧困なのだから物価は安いものなのだと考えていたのですが、これは明らかな誤りです。あまりに貧困だからものがあまり流通せず供給が間に合わないために自然と物価も高くなるのだと気づきました。

f:id:baobab-no-ki:20161230050130j:plainこのプリングルスが360円もうめちゃくちゃ

 
このことがダイレクトに僕の懐事情にも響いてきていて、最近は金の消費があまりに過ぎるように感じ始めています。あまり散財できるような身分ではないのでその対策を考えました。
 
”週に3,000、月12,000 これ以上は使うべからず”
この標語を設けて、これから守っていき金をセーブしていこうと思います。ただ今年もあと少し、ココはめでたく年明けまでは景気よくやって、新年よりこれを持続していくつもりです。よってこの標語は早くも僕の2017年の抱負ということにあいなりました。
 
今週は風邪らしきものを患い、なんとか克服しましてまあ最後にマラリアでないのだと安心をした一週間となりました。
 
PS.今滞在しているホテルの数日ぶりのWi-Fiが酷いものでブログをアップできないのでここ数日分は随分とあとの更新となっています。