マリ4日目
国立公園と屋形船
今日は首都での恒例行事となっている大使館にビザをもらいに行く日です。今回向かったのはナイジェリア大使館。ここのビザの変わっているところは、今までの一律だった申請料がここは国籍によって変わるところです。日本人はだいたい平均点の55,000CFA(約9,900円}、一方一番高かったのがイギリス人の70,000CFA(約12,600円)で安かったのがオーストラリア人の40,000CFA(約7,200円)その最大差は5,400円という大差になっています。その理由を聞いてみると、どうもその逆のビザの申請料つまりナイジェリア人が他国のビザを取る時の値段が関わっているようで、ワーホリの盛んなオーストラリアは簡単に安くビザがとれるからそれに相対してオーストラリア国籍の人は優遇されて、イギリスはなかなかビザが下りず、またその値段も高いことから冷遇されるという推察を聞きました。そうだとするとなかなかおもしろい仕組みです。つまり日本はちょうどその中間にあたるということですね
申請料と申請書を済ました後はまた時間が空いていたので、近くにある国立公園に数名でタクシー乗り込み、向かいました。それが巻頭の写真です。
↑公園のマップ。けっこう広め
ここの入園料はバカ安くて180円で入場できます。しかも園内にある動物園には130円では入れてしまうのです。ただその安さとは裏腹に、中には人がちらほらと数えられるばかりにいるだけで賑わってはいません。それでもやっていけるのはやはり国営のものだからだと思います。
入場料が安いから施設もチンケなものだと思ってましたが、この公園、存外にしっかりしたものでした。とても広くて手入れも行き届いていたり、動物園の方は種類も豊富でライオンからゾウ、サル小さな水族館まで付いていました。
↑まさかマリでこの旅初のライオンを見るとは思いもよらなかった。
バイクや車で騒がしい都会の中にこうしたゆったりとした時の流れる場所があって、そのギャップに満足し、リラックスした癒やしの時間を過ごすことができました。
↑昼食は超ローカルフード、ピーナッツソースをご飯にかけたもの。味はソーソー。60円笑
3時間ほどして大使館に戻ってくるとビザは2、3日後に取りにいくという手筈に落ち着いていました。そして本日のハイライト、夕方から屋形船でニジェール川を漂い、橋に落ちる夕陽を見に行きました。
↑屋形船とアメリカ人のオーナー。二階もある。
これは泊まっているホテルのオプションで一人1,000で行けて酒も飲み放題でした。僕は飲めない口なのでビール一本だけでしたが、これだけでノックアウト。橋に落ちていく夕陽もなかなかオツなもので良かったです。
明日は未定です。ただ待ちの日ということは事実です。