読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
                                               

ガーナ4日目

f:id:baobab-no-ki:20170119002538j:plain

カカオと織物と

今日はクマシに向かう途中ケンテと呼ばれるガーナの民族衣装の布地を作っている工房を訪れました。実はここを訪れる予定はなかったのですが、オーストラリア人ブルースの要望で急遽組み込まれたのです。なのでこのツアーが訪れたことのないこととなります。まあ視察ですね。

f:id:baobab-no-ki:20170119002321j:plain

一人20セディ(約500円)で見学することができて、ついでにカカオのツアーも付いてきました結果的に僕はカカオの方が興味が湧いたのですが、なのでカカオメインとあいなります。

 

f:id:baobab-no-ki:20170119005644j:plain全て手作業の工程となってます

このケンテなるものインドのサリーのように一枚布で体を覆うような衣装で、なんでも独立の時にその象徴としてデザインされたものでアフリカらしく明るい色やガーナ国旗の色を用いているものが多いのだそう。

f:id:baobab-no-ki:20170119002720j:plain

ツアーの後大きなものをイギリス人ボブが購入していましたが100ドル(11,000円)ほどで買ったのだそう。高いのかおてごろなのか…

 

さてさて僕にとっては今日のメインであった面白いカカオの説明をしていきます。

みなさんチョコレートはよく食べているでしょうがその原料となっているカカオとはどういうものか想像できますか?その実は巻頭にあるようなもので黄色いものミドリ、赤いものがあります。おそらくこの実自体はパッケージにイメージとして描いてあったりするので一度は見たことがあるのではないでしょうか?

f:id:baobab-no-ki:20170119003359j:plainカカオって木の幹から生えてくるんですね

しかしその果実、実の中身は知らない方が多いのではないかと思います。それが下の画像。チョコレートになるのは種の部分です。

f:id:baobab-no-ki:20170119003022j:plain

真っ白、まるでチョコレートとは真逆の色をしています。この状態でも種は食べられるのですが、食べてみるとこれまたびっくりめちゃくちゃ甘いのです。そして少し渋みがある。でもチョコの風味は皆無です。確か松ちゃんのクレイジージャーニーっていう番組のカカオハンターの回ではこの加工前の生のカカオの実はめちゃくちゃ酸っぱいのだと紹介していたのを記憶していたので食べた後そのギャップに驚きましたね。

f:id:baobab-no-ki:20170119003554j:plainカカオの赤ちゃん

その後この白い種子をバナナの葉っぱで包み発酵させ天日干しにて乾燥そして焙煎することによってとっても苦いチョコの元ができ、そこにミルクや砂糖を加えるとみんなだいすき甘いミルクチョコレートができるというわけです。まあめっちゃ大雑把な説明なんですが…

f:id:baobab-no-ki:20170119003834j:plainその実の部分も薬や美容に使えるそうで、まず上画にあるように天日干しで真っ黒になるまで干して、それを煎じて飲むと赤ちゃんを持つ母親の母乳の栄養価がたかまるのだとか。そしてもうひとつこれをすり潰してパーム油などと混ぜるとカカオ石鹸の出来上がり。これ試してみるとけっこう泡立ってスベスベ肌になりましたね。香りも少しチョコレートが含まれてたような。

f:id:baobab-no-ki:20170119003201j:plainカカオ石鹸

というようにカカオは余らすところがない大変おもしろい果実なのです。僕は100%カカオのココアパウダー(何も甘くない)を買おうと思ったのですが高かったのでやめました。

とても充実した良いツアーだったので来年以降も来るようになるかと思います。

f:id:baobab-no-ki:20170119005710j:plain信号に停まる車をターゲットに物売りが集る様子

そして夕方クマシに到着しました。ここには西アフリカ一の大きいマーケットがあるのですが、今日はすでにクローズ。明日になります。