ガーナ14日目
やっぱアンゴラさんはやってくれます。
僕達の泊まっているBig Milly'sはアクラ郊外に位置しているため9時開館のアンゴラ大使館には7時半に出ると朝の通勤ラッシュと相まってちょうどよい時間に到着します。大使館前に着くと乗客は全員トラック内で待機、ドライバースティーブがネクタイを着けた正装でビザを受け取りに行きます。
↑ここで久しぶりに合流したブルースがアクラ滞在中に作った木彫りの動物達を整理中
待つこと小一時間。スティーブが帰って来ましたがその手にパスポートはありません。嫌な予感が的中。アンゴラさんは約束の日にビザをくれませんでした。なんでも金曜の朝にもう一度顔出せとのこと。ということでこの先の予定もズラさざるを得えなくなります。聞いても延期の理由は特にないとのことでしたが、まあそれはアフリカだから目を瞑ることとして。
でもここまでの全ての国のビザ申請は本当にスムーズで2日も待てばだいたい発給してくれました。申請料も3万円だったし10日待たせるし闇が深いなアンゴラ共和国。次来た時にちゃんとくれるのか?信用はもうないです。
さてさてこの狂った予定をどうするのか。スティーブによると一回アクラモール(3回目)によって昼食を済まし、それから北西部にあるボルタ湖に向かうということに相成りました。
↑みんなは中のフードコートで食べてましたが僕は前来たときと同じストリートフード。ミテクレはひどいけど味は最高。ジャンキー最高。150円なり
腹ごしらえも終わりここからはドライブで3時間ほど走ってボルタ湖近くのキャンプサイトに入ります。ガーナにきてからはほとんどがキャンプサイト生活でブッシュキャンプは1、2日くらいしかありませんね。珍しい。ぼくはシャワーがない電源がない事以外ではブッシュキャンプの方がむしろ好きだったりしますケド。
↑宙に浮いているのはアイルランド人ブレーク
宿に着くやいなや早速白人の皆さんは例によって川で水浴び。やはり何よりも水に飛び込むのが第一主義のようです。夕食の仕度の時間、キャンプ場オーナーのおばさんがトラックの横まできて、近くの木に生えている実をその手下共にとらせています。どうやらこの実を僕達に振る舞ってくれるそう。
↑オーナー。
この実を食べやすい大きさに切って塩水に付けてから素揚げしていきます。確かに作ってはくれましたが調理器具は全てうちのを使うという。
↑パンの木の実チップスの完成。
現地の人はこの実がヤムイモに似ているからヤムと呼ぶのだそう。ちなみに英名ではBread Fruit。日本の辞書で調べてもそのままパンの木。つまりパンの木の実ということになりますね。パンの味がしたかは大いに疑問ですが、味はとっても美味しい。塩、ケチャップ、マヨネーズを付けて食べるのですが、僕はシンプルに塩が一番でした。で夕飯前にも関わらず手が止まらずに大量に食ってしまいました。下手したらこっちのがディナーだったかもしれない笑
明日は近くのダムを見学しに行くとのことです。後ケープコーストで別れた4人が夜こっちにくるのだとか。