トーゴ2日目
巨体トラックで山登り
今日の早朝、5時半にトラックはみんなを乗せて出ていきました。僕はその間テントで一人熟睡。トラックが向かった先は山の麓です。そこで乗客をおろして、みんなは山頂にある村を見るため山登りに行ったのです。僕は足を怪我してるので待機というわけ。左足はつま先立ちでしか歩けないから山登りなんて論外ですね。
他にも三人、体調不良のジュリア、登りたくないボブ、お腹下したアンディがブッシュキャンプ地に居残りです。みんなを送ってスティーブは6時頃に戻ってきたような気がします。僕は9時前起床。こんな遅くまで寝てたのは久しぶりでしたね。そして悠長にテントを片し、朝食にパイナップルを丸まる一個たいらげて(これが瑞々しくてウマい!!)、10時過ぎにみんなをお迎えに出発。
といっても彼らはまだ下山を始めてもない時間。なので僕達も暇つぶしにトラックごと山道を登ることになりました。ここからが。ハードだった。
↑トラックがギリギリ通れるほどの山道
上画のような道(ちょっと横に逸れたりでもすればまっ逆さまに落っこちそうな道)をガタゴト揺られながら着実に登っていきます。ガタゴト道はさんざん馴れているからまだしも、問題はトラックがぶちあたっていく木。こんな大きなトラックなんか普段から通らないので枝が大きく伸びてきているのです。窓という窓から折れた木の枝や葉っぱがなだれ込んできます。
↑葉っぱと木がみるみる積もっていく
↑風船かずらも舞い込んできた。でも中にはあのハートマークの実はなかったです。でもこれが原種なのかな
そうした枝や葉っぱが一緒に運んでくるものはなにか。そう虫たちです。
キリギリス、カマキリ、バッタ、クモそして大量のアリ。昆虫のオンパレードです。もし虫嫌いの人が乗っていたら発狂不可避です。そして極めつけは次の画像。
ちょっと画像が荒れちゃって恐縮ですが、そう巨大毛虫です。長さ10cmのみたことないアフリカンサイズ。これがぴたっと座席の頭の部分についた時には一同大興奮。なんか毒持ってますアピールがすごいフォルムですね。もし首筋に乗ったらと想像するだけで冷や汗モノです。
結局頂上からの景色なんかよりもよっぽどその道中のほうがエキサイティングなものでした。帰りも同じ試練に耐えながら麓まで小一時間かけ下りました。そこからは大掃除。そして点検をしているとビーチ(トラックから頭を出せるところ)のカバーが壊れてしまっていて、ブルーシートで代用することになりました。止まっている時や晴れの移動はいいけれど雨の中の移動はどうするのだろう。
↑掃き掃除に励むイギリス人 ボブおじさん
その後登山組を拾いにいって、そっからはひたすらに南下。といっても100Km足らずの道程なので3時間もかからずにロメの本拠地ココビーチに到着。なんとWi-Fiがあります。しかも無料、しかも高速。ガーナの宿Big Milly's は金取ったのよね。トーゴは滞在が短くてsimを買うつもりがなかったのでラッキー。でも今日は昨日に引き続き連チャンの料理当番なのが不運なところ…さあ早急に夕飯作って一刻もはやく片付けを済まし、ゆっくりと気兼ねなくネットサーフィンしまっせ。
明日は首都といえばビザ、ビザといえば首都ということでダウンタウンエリアにある2つの大使館に出向きます。