再アンゴラ1日目

七時半にお世話になった教会兼小学校(キリスト教会が学校を運営してるところをけっこう見かけます)をあとにして一行はアンゴラとの国境を目指します。

f:id:baobab-no-ki:20170317231859j:plain出発の時間がちょうど登校時間と重なって、物珍しくトラックを見つめる子どもたち

4時間ほど走って、ボーダーに到着。ここから長い試練が待ち受けてはいませんでした笑。なんとアンゴラさんにしては珍しく1時間半でその国に我々を迎えてくれたのです。下手したらDRCからの出国手続きの方が時間がかかったかもしれないくらいですね。見直したぞアンゴラよ。

f:id:baobab-no-ki:20170317231848j:plainランチタイムのまん前の光景

そんな再入国したアンゴラ。ここからがこいつとの長い闘いとなります。これから2週間、ナミビアに入るまで全てブッシュキャンプで、シャワーにありつくことはないそうです。さすがにどこかのタイミングで川に入って体洗わないとならないかもしれません。憂鬱

このアンゴラって完全に僕の私見ですけど名前からして不吉っていうか怖いですよね。イメージとして。でも実体も1975年に独立戦争ポルトガルからの独立を勝ち取ってからまた2002年まで27年もの長い長い内戦を経て今に至っています。アフリカには独立後の秩序形成に際して内戦というものはつきものなのですが、27年とはあまりに長すぎる気がします。

その長かった内戦のせいで、ウィキ先生によると未だに敷設地雷の数は1000万を超え、毎年何人もの人が不運にもそれを踏んでしまい死んでいるのだそう。地雷で片足なくしたりしたくないから気をつけよ。

f:id:baobab-no-ki:20170317231926j:plain岩に刻まれたアンゴラ国旗(中央星の簡易版)

先に言ったとおりアンゴラは最後までポルトガルの植民地だったこアフリカでは珍しいお国です。なんでその公用語ポルトガル語。これまでのフランス語でもけっこう手一杯だったのに。それがポルトガル語となるともうお手上げ状態です。SIMカードを買ってアクティベートしたり通信量をチャージしたりとそのコミュニケートするだけでも困難の極みです。だいたいポルトガル語なんてスペイン語との違いもわからないし、両方聞いてどっちがどっちかなんて絶対わからないですよね。まあ身振り手振りしかないです。まさしくボディランゲージ。

でもこの国が終わればそこからは英語天国に突入するので、最後の我慢ですね。

今日はあまり距離は稼げなかったので、明日以降に持ち越し。首都ルアンダを目指します。