再アンゴラ6日目
大スペクタクル!隠された巨大瀑布!!
今日は8時に奇岩群を去って(その前に岩登りをしたのだけれどここでは割愛、昨日の記事に追加で載せました。再アンゴラ5日目 - 人生、道楽)、目指すはカランドゥーラの滝。
道路の舗装コンディションは完璧で、時速80Kmと飛ばし3時間をきってカランドゥーラに到着。
ここまでにもいくつかの滝をアフリカで見てきましたが、これを目の前にした瞬間はその迫力に度肝を抜かれたといっても過言ではないかと思います。
もう水量が尋常じゃないんですよね。世界三大瀑布って生で見たことないですけど(このまま行けばビクトリアフォールズは見ることになるはず)、テレビで見たそれらと比べても勝るとも劣らぬ壮観を誇っています。でもカランドゥーラの滝なんて全くの無名。なぜならこの滝はアンゴラにあるから笑。タイトルの隠されたというのはそういう意味です。もしこの滝がもう少し南にずれてナミビアや南アフリカにあったとすれば、ワールドクラスの有名観光地として多くの人知られた滝となっていたことでしょう。
ただ我々が訪れたのは日曜日ということもあり、けっこうたくさんの人が観光にきていました。でもその3分の2は黒人のアンゴラ人です。残す3分の1も中国人の団体旅行客。しかもここに出稼ぎにきている人たちなので男ばっか。それがなんか変な空間に出来上ってました。
↑写真を撮ってという要望に応えて
またその無名の代価として、ここに入場料というものはなくタダです。そういえば昨日訪れたプンゴアンドゴの奇岩群に入るのにも金はかからなかったですね。アンゴラの観光業が全く発展していない証拠だと思います。もしも30年経ってアンゴラ政府が観光にも力を注げるようになれば、この国は観光立国になれると思います。それだけの資質、潜在能力は十分にあるので。
さて滝の話に戻りますと、昼食をここで取ったあと6,7名ほどで滝壺を見に下に行ってみました。
この滝の高さは105mもあるので下るだけでも一苦労です。20分ほどかけて下り、こんどは田植え前の田んぼのようなマッディな地面を足を取られながらも滝に近づいていき計30分ばかりで滝が眼前に広がるところに到着。
↑水しぶきがとんでもなくて目の前が一面真っ白に
滝壺なんか全く見えないほどに水しぶきが吹き上がっていて、風向きがこちらに向くと、まるで豪雨のように体に強く打ちつけ、間もなくびしょ濡れになります。ミラーレス一眼もってこなけりゃ良かったと後悔しつつも、目の前の濁流をパシャリ。
一体毎秒何リットル流れてるんでしょうね。でもこのうねりをあげて轟音とともに流れるこの水には圧巻の一言でした。
上に戻ってみるとトラックはここに一泊することになったとスティーブ。となれば心ゆくまで滝を堪能するしかないでしょってことで日暮れまでずっと滝に見入ってましたね。ここ柵なんてもちろん設置されてないので、岩からぎりぎりのところまで身を乗り出して真下を見ることができるのです。開発されてないってのも良いものですね。
明日は8時に出発で丸々移動日です。