ナミビア14日目最終日

何にもない国、ナミビア

ナミビアには何もない、「無」という言葉がよく当てはまります。

こんなまっすぐ線を引っぱったような地平線がどこでまでも続いているのです。

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僕はいつだったかに言った通り無類の地平線好き。いつまでだってどこまでだって窓から顔を出して景色を眺めてられるのです。

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地平線が広がるところは空が大きい。山とビルで空が埋められている日本ではない光景がここにはあります。日本に帰ったら見られないと思ってここで見貯めしておきます。

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といっても丘はところどころに見られます。それも邪魔なのではなくって眺めの良いアクセントになっています。

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ナミビアには景色になにもないだけでなくって、人も全くいません。走っていて村なんてものはこの2週間ついぞ見たことがないのです。それどころか車にすれちがうことも少ないくらいです。

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走っていて目にする人工物は乗ってるトラックと道路と大地を仕切っている柵だけ。このどこまでも続く柵が景観を台無しにしてる感があります。それでいまいちなんのためのものなのかわからない。家畜の移動を制限するものなのか、はたまた個人の土地を区別するためなのか。どちらにしろ嫌悪な心持ちになります。

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 ナミビアは空と大地っていうイメージができました。ここにはまた帰ってくるので楽しみにしてます。

 

 
明日は南アフリカ入りします。