再ナミビア7日目

第一回 お料理日記 〜豚の生姜焼き〜

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◎材料(一人前)

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・豚 2切れ ・玉葱 1玉 ・生姜 1つ ・大蒜 1かけ ・醤油 適量 ・調味料 適量

◎調理行程

.豚こまがベストだけどナミビアにそんなものは売ってなかったので、ポークジンジャー風に。まずは下準備として、買ってきた豚肉に下味のため塩を振りかけます。そして火を通りやすくするのと下味を入れるために包丁で適度に切れ目を。その後スライスした生姜を貼り付けて少し寝かします。

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.その間にトラックからかっぱらってきた生姜をみじん切りにして(本当に欠片ひとつなくなるまで細かく刻むのがポイント)、そしてこれまたトラックからかっぱらってきた玉葱と大蒜をスライスしていきます。大蒜は油にくぐらして香りだけをいただく。その油に玉葱を投入。炒めて、しんなりしてきたら一度皿に取り出します。

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.次にそのフライパンで肉だけを焼いていきます。肉厚なので、最初は弱火にして火を通していくことが大事。火が通ったと思ったら一気に強火にして焦げ目をつけていきます。横にあるのはスーパーで買っておいたご飯、コンロの上で温めておきます。

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そして別皿の玉葱を再びフライパンに戻し、最後に味付け、完全目分量、自分好みのシーズニングを生姜、醤油、砂糖、塩で整えていけば、さあ完成!

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この料理の生い立ち

無性に豚の生姜焼きが食べたくなったので、簡単だし材料もすぐ集められる料理なので作りやすかったです。本来ならば豚の小間切れで作るのが定石かと思いますが、ナミビアのスーパーでは売っていなかったので、ステーキ用で代用しました。そのために味付けは濃い目に心懸けて、豚ステーキの生姜醤油ソースというイメージで調理に当たりました。味はもう少し生姜が効いていても良かったかなと思います。でもこの味の組み合わせが西洋人には珍しかったのかツアーの仲間はなかなか褒めてくれました。第二回はないかと思います。

 

さてさてクックパッド茶番はここまでにして今日のことを書いていきます。

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今日は朝からインド人ピジョーシがツアーを去っていきました。どうしても次の国、ボツワナのビザがとれなかったためです。僕たちはビザなしで入れる国なのに、いやだからか、だからインド人などの後進国には発給が厳しいのかもしれませんね。でもピジョーシは11月のナイロビ‐ケープタウンに参加する予定で、そこにはなんとボブも一緒になるのだそうです。彼はビザのページ数が足りずに途中でイギリスに帰国し、カイロ‐ケープタウンのツアーに9月から再び出るのです。ちなみにボブとピジョーシは始終いっしょにいた親友でした。これも運命なのか。彼とはまたインドに行くからそのときにカルカッタの家に遊びに行く約束をして別れました。

いくら金があったって国籍がインドだったり中国だったりすると先進国に比べて旅行をする上では不利に不便になるようです。だから日本はやっぱりすごい。先達のおかげでこう幅がきくのですから、やはり誇るべくことだと思います。

f:id:baobab-no-ki:20170505075514j:plainナミビアは旧ドイツ植民地だけあってドイツ様式の建てものが目につきます。そして手作り工芸のマーケットもf:id:baobab-no-ki:20170505080050j:plain

そのピジョーシを見送った後には町を散策していくつかのカフェを巡り、夕飯の豚肉を買って帰宅。安くドリップコーヒー(一杯120円ほど)を飲めるのはナイロビまででここが最後かな。と、まあそんな感じでゆららかに一日が過ぎていきました。

f:id:baobab-no-ki:20170505080357j:plainドリップコーヒーをカントリー・ミュージックを生で聴きながら

 

明日はスワコプムントを朝に発ち、ナミビアを北上していきます。次の目的地はエトーシャ国立公園です。