再ジンバブエ6日目

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朝の6時にクソ寒い中起き出して、今日はライオンと散歩に行ってきました。

f:id:baobab-no-ki:20170529203534j:plain朝の冷え込みが激しく、川の水面には靄があらわれ幻想的な景色に。

ここアンテロープパークでは主にライオンの保護活動をしており、1才半まで育てたライオンに狩りのやり方を教えて、その後一人前になったライオンを野生に返していくということをしているのです。それらのライオンたちは中央アフリカマラウイなどの人に狩られて完全に絶滅してしまった地域に送られ、そこで種を広めていくというプロジェクトなのです。

そして今回はその生後18ヶ月のメス2匹、オス1匹のライオン3匹と出かけてきました。時間は約2時間で、けっこう歩き回りましたね。

f:id:baobab-no-ki:20170529203740j:plain通常は大きなケージの中に3匹まとめて飼育されてます。

18ヶ月のライオンというのは一見大人のようにみえますが、よくよく見てみると、まだ少し小ぶりで、幼気な表情も時折みせます。

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とはいっても百獣の王様なので、触れ合う上での色々な注意点はあって、顔の付近を撫でてはいけなかったり、走ってはいけなかったりします。そして一番重要なのが、巻頭の写真の僕が右手に持っている棒。これはライオンをしつけする時に子どもの頃から使われているもので、これをしっかりと持っていることで、襲ってはいけない人間なのだ、と認識するのだそうです。

f:id:baobab-no-ki:20170529203934j:plainチーターパークの時も思ったけれど、藪の中のこいつらはまさに野生のそれです。

1時間ほど歩くと、砂がこんもりと盛られて小山になっている場所着いて、ライオンたちは毎日のルーティンなのか、なんの躊躇もなく小山に登っていきどっしりと座り始めます。これは絶好の写真撮影の瞬間です。巻頭の写真もここで撮りました。

f:id:baobab-no-ki:20170529204010j:plainやっぱライオンには王の風格が漂ってる。

夜行性のライオンは今から寝に入る時間帯。みんなあくびして、目を細めめちゃ眠そうにしてました。眠い中ご迷惑おかけしました。

f:id:baobab-no-ki:20170529205419j:plain一匹は小山の影で完全に睡眠を貪っていた。

首輪も付けずにどこか勝手に行ってしまわないのか、と思われるかもしれませんが、ここのライオン達はどこかの下手な飼い主のところにいる犬よりもはるかに悧巧でしっかりとしつけがなっていて、ここのスタッフがカモンとゆったり、棒で誘導するだけで、なかなか命令をきくものです。

f:id:baobab-no-ki:20170529204126j:plain信頼関係があって完全に手なづけられている。

f:id:baobab-no-ki:20170529204216j:plainとはいってもカラスを見つけ衝動を抑えられずに狩りにいくメスのライオン。

大きく園内を一周して、終了。料金はチップ5ドルを含めての90ドル。まあ高いですね。でも事前に見ていたオアシス社のオプショナルツアー表だとこの倍以上していたのでなんか得に感じて参加しちゃいました。まあ十分満足できましたしね。

やっぱライオンというのは大人になりたてとはいえやはりそれなりの威圧感持っていました。百獣の王の呼ばれる所以の一端を間近で見て感じれた気がします。

 

f:id:baobab-no-ki:20170529204306j:plainライオン小屋に戻ると大きな骨が用意されていて、すぐさましゃぶりついてました。

でも僕的にはやっぱりチーターのが好きですね。これでチーターとライオンに触れられました。残すは猫科三大獣の中のタイガーだけですね。でも虎はアフリカのどこを探したっていないだろうから、これはタイ王国の旅に持ち越しですかね。タイに行く予定なんてこれっぽっちもないけれど。

明日は象と触れ合ってきます。