再ジンバブエ16日目*

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ロッコから6ヶ月間愛用していたスリッパーがご臨終になりましたので、つい昨日買っておいたアーセナルの3ドルサンダルに朝から履き替えました。でも僕はリヴァプールが好きです。

f:id:baobab-no-ki:20170613064711j:plainけっこう愛着湧いてたけど致し方なし。まさかこんなにもってくれるとは思わなんだ。

10時頃に基地を出て、目指したのは4Km離れたショッピングモール。ここに徒歩で向かってけっこう疲れて、帰りも歩いてまた疲れて日が暮れていきました。

 

今日はそんな感じの変哲もない一日。

 

明日はツアーリーダージェフをここに残して先にザンビアボーダーへと向かいます。

 

一週間レポート その28 「地球の歩き方」てこんな酷いもんだったけかな

ジンバブエに入ってからの寒さが尋常ではありません。まず寝るときには寝袋は必須アイテムですし、朝にはダウンジャケットまでフル装備4枚重ねで着ていかないとやってけないほどです。多分10度切ってるときもあるんじゃないかなと思います。

というのもジンバブエという国は高地に乗っかっていて、最低でも海抜1,000mよりも高いところで過ごすことになるので、その気温は反比例して下がっていくというわけです。まあカメルーンのビーチで寝た時のような熱帯夜、うだるような暑さの中で寝るよりは約1000倍マシではあります。それでも足が冷えて冷えて快眠はとても叶いません。寒くって起きることも毎夜です。

腰痛のほうはなんとか完治の方向に向かっていっており、もう治るのも時間の問題かと思っています。峠は一回目のハラレ滞在からチマニマニに向かうところまでだったかな。何はともあれこの旅最大の怪我が重度のものでなくって安心の限りです。この治りの速さも若さのお陰かしらん。

それで今日の本題は日本の海外ガイドブックの金字塔である「地球の歩き方」の低能さに今気づいたということ。

それはチマニマニ国立公園のヘブンロッジに滞在の時のことでした。そこには誰かが置いていった南部アフリカ版の地球の歩き方が本棚の片隅にポツリと窮屈そうに挟まっていて、久しぶりにそのガイドブックを開いてみるとその内容の薄さに今更ながら気づいたのです。

まず本の中の半分が写真で埋めつくされていて、その情報の必要性、需要性も大変に低いことばかりが並べられているのです。でもその地球の歩き方への失望のギャップというのは僕が日頃ロンリープラネットを読むようになってるからだとも思われます。このオーバーランドトラックの中にはロンリープラネットというまあ誰でも聞いたことはあると思いますが、世界的なイギリスのガイドブックが10冊ほど積まれていて、いつもそこから次行く街や国の情報を仕入れています。

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特に今はこのツアー終わりのウガンダルワンダひとり旅の計画の真っ最中であるので、移動時はずっとにらめっこしていることもしばしば。それでそのロンプラと地球の歩き方の歩き方を比べてみると、冊中のロンプラの中の文字の割合は9割くらいで、あと1割は地図と写真。しかもその文字も地球の歩き方のものよりも二周りほど小さくって、かつ同じ南部アフリカのもので比べてみても1.5倍くらい分厚いのです。なので、単純な情報量が地球の歩き方と比較すると5、6倍は差があるんじゃないかと思います。もう僕は地球の歩き方を携えて地球を歩きたくないですね。

そりゃ日本の海外ガイドブックのなかで世界的な国々を網羅しているのは地球の歩き方に始まり今でも地球の歩き方くらいなもんですから、それが日本の中で王道になるのはまあ極自然なことですが、それでも少し英語ができるのならロンリープラネットを買った方が断然充実した旅ができると確信しました。

それでこれはその旅の形によっても大きく需要の差があるかと思います。1、2週間のライトな旅行者であれば、そこまでディープで幅広い情報は必要ないので、手軽さや読みやすさで勝る地球の歩き方に軍配が上がりますし、1、2ヶ月かけてじっくり国を旅するのであれば、辺境、秘境まで網羅した莫大な資本を投下したロンプラは英語がわからず多少解読できない部分があったとしても必須の携帯アイテムになるかと思います。

 

まあどっちも持っていったら最強ってことで、

以上ロンプラのステマでした。