マラウイ2日目*

豚の屠殺現場

今日の朝は豚を屠殺し解体するという過激なところから始まりました。その豚を使って今夜は宴をするのです。

豚はロッジ近くの村にいて、そこで屠殺、解体します。

f:id:baobab-no-ki:20170616170321j:plain縄で口、手足を縛られ横たわっていた一頭のメス豚。

この豚丸々1頭が今日のディナーのメインとなって、他にも副菜などがついて一人5USドルという安さなのです。そしてそのおまけとして今夜のメインディッシュとなる豚の屠殺シーンをただでみせてくれることになったのです。

f:id:baobab-no-ki:20170616170221j:plain昨日から意気込んでいたクリスが一思いにその豚を死滅させました。PigからPorkに変わる瞬間です。

3年前ダルエスサラームにてヤギの屠殺を見たことがあるのですが、その時には頸動脈を切って殺していました。ですが、豚の場合は首周りの脂肪が厚いためか首を切らずに、左前足付け根にナイフを刺し入れて、心臓を一突きに殺す方法をとるようです。

f:id:baobab-no-ki:20170616170048j:plain傷口から血が吹き出して、その血を容器でうけとる。

刺される前、生きていた時の、健全だった時の豚は微動だにせず、じっと宙を見つめていました。ですが、ナイフが刺さった途端に叫び声をあげ、暴れ、痙攣して動かなくなりました。絶命しました。

f:id:baobab-no-ki:20170616170130j:plain

次には熱湯をかけ、皮膚を火傷させて皮を剥いでいきます。これが気持ちが良いほど綺麗にすんなりと剥がされていきます。

f:id:baobab-no-ki:20170616170001j:plain

そして臓腑を取り除いて、水で洗浄し、下処理は完了。この時に取った心臓、ハツと呼ばれるものですね。それを火で炙って塩をかけたものを食わしてもらいました。先刻、数分前まで脈を打っていたその臓器はいやに美味しかったです。

f:id:baobab-no-ki:20170616165920j:plain

すごいアナログな持ち方で豚をロッジまで運んでいきます。少し持たせてもらいましたが、めちゃ重かったですね。

f:id:baobab-no-ki:20170616165720j:plainこんな感じで丸焼きスタイル。2時間もしないうちにこんな香ばしい姿に。f:id:baobab-no-ki:20170616165632j:plain

その後はのんびりと日陰の中読書(今読むはビクトル・ユーゴーレ・ミゼラブル)に耽り日が暮れていきました。

f:id:baobab-no-ki:20170616165543j:plain目の前の風景。カンデビーチ、天国です。

そして5時にやっと豚が焼けきって、6時手前に宴会スタート。

f:id:baobab-no-ki:20170616165513j:plainハロウィーンでもないのに仮装衣装を貸してもらっての変わった宴です。

f:id:baobab-no-ki:20170616165421j:plain今朝の原形はまるでなくなった豚

パーティーは大いに盛り上がって豚肉を頬張り、酒を飲みと。その後にはムフィーの誕生日の時にしたカードゲームを再びしました。それは人が指定した一枚のカード、例えばダイヤの3だとすると、一枚ずつ引いていってある人がそのダイヤの3を当ててしまうと度数15度のラム酒かなんかをショットで飲み干し、その人がまたカードを指定して、とエンエン続くといういかにも大学生ノリでありそうなおちゃらけたゲーム。

f:id:baobab-no-ki:20170616165343j:plain

これが終盤にはエスカレートして、ボディショットというヘソを杯にして飲むという阿呆な制度が誕生。僕はムフィーの時から唯一の負けなしだったのですが、最後2杯でビンが空くというところで遂にビンゴしてしまいました。それでアンディのボディショットで飲む羽目に。あー気持ちが悪かった。

 

明日は近くの島にスノーケリングに出かけるつもりです。

 

一週間レポート その29  アフリカに来て健全になった気が

このレポートも残すところ数回です。

今日のお話は僕の健康事情について述べていきます。

僕は完全に夜行型、フクロウ型の人間で、夜はすこぶる強いのですが、朝は起きるのが憂鬱で毎朝がつらい人間です。ですが、このオーバーランド生活はそのほとんどの日が坊さん的生活リズムで、たいてい6時か7時に起床、トラックに乗り込み進んでいきます。そして睡眠時間は基礎体力保持のために必ず8時間は寝ているようにしてますから、必然10時には寝ることになるのです。まあ最近は観光ストップが続いているので、少し遅くまで起きたりしていますが、それでも日をまたいでの夜更かしなんてことはまあ皆無といっても誇張でもなんでもありません。

またこれはフクロウ人間の特徴かどうかは知りませんが、日本では、まず朝食というものを取ることは絶対にありませんでした。それは食べると気持ちが悪くなって、一日のスタートが陰鬱なものになるから。でも僕はこのアフリカの地で何があっても病気を患いたくなくて、その最善の策は先に言ったような基礎体力の保持、毎日良く食べて良く寝ることだということを念頭においているので、無理にでも朝ごはんを食べてました。まあ今では習慣となって、気持ち悪くなるってことはなくなったので、もう生活サイクルの一部となってます。

そしてその食事内容も日本にいた時よりも飛躍的に良くなっていると思います。まずほとんど毎日が当番制の手作り三食ですし、その具材も現地の様々な野菜が中心となっているので、栄養のバランスが偏りなく摂取できて、これまた体力づくりにはもってこいですし。日本にいた時は丸亀製麺にばっか通ったり、ファーストフードに頼ったりとそれはまあ今考えると酷いもんでしたからね。まあそれに帰国後はまた戻ることになるんでしょうけど笑。

それでナミビアでスカイダイビングをした時に体重測定をしたら63㎏と増えてました。この旅行前まではたしか60のラインを切ったり越えたりしていたのですが、多分僕の人生で最重量だと思います。理想は60後半なんだけどなあ。太るに太れないというこの体質。

というわけで、オーバーランドトラックでアフリカを周ると健康体になることができる結論です。本当にギニア以来全く体調不良というものに出くわしてませんからね。それもこれも全てこのヘルシーな生活習慣の恩恵だと信じています。蚊にもいっぱい刺されてたぶんマラリア原虫にも入られただろうけど、今んところその兆候もないし。つって来週に大病患ったらやだなあ。

 

 

そして昨日遂に最終予定表がトラックのホワイトボードに書きつけられました。

f:id:baobab-no-ki:20170616165309j:plain

ツアー最終日は6月26日、ナイロビ着です。もうとっくに1月切ってますからね。

でも最初僕がこのツアーを予約した時の終了日付は確か17日だったんだけどなあ。9日も延びてるし。まあ得してるから別にいいんだけど。あと3週間ちょい最後まで気を抜かず楽しみます!

広告を非表示にする