タンザニア2日目

バオバブ街道ひた走る

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昨日タンザニアに入ったことでまた時差が1時間早くなりました。このおかげでモロッコにて早々にも時間が変えられなくなって壊れた腕時計の示す時間に今まで2時間足していた癖をまた改めて3時間足すように努めなければなりません。これがもう面倒、でもなぜか買い換えない。
またもうひとつ時差変での大きな弊害が体内時計を躾け直さねばならないこと。1時間早まるということは前の、マラウイ時間での0時がこちらでは1時ということになるということです。例えば今日は朝6時の出発で、5時起床という鬼畜なものだったのですが、マラウイ以前の体内時計である僕たちにとっては実質的に朝5時出発の4時起床という血も涙もないさらに鬼畜な所業となってしまうのです。もしこれが反対周りでアフリカを走っているのだったらその逆ということになるので、問題ないどころか遅寝しても1時間得するということになるのですが…まあこれは言っても仕方ないことですね。
その6時という真っ暗な中で出発した理由は、今日が完全な移動日で、昼も休憩なしで車内で済まし、停まったのはトイレストップだけ。
その道中、午後になると走っていた幹線道路の辺り一帯がバオバブの木によって埋め尽くされたエリアに突入。

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これがなんとも異様な光景で、どこを見回してもバオバブバオバブバオバブコンゴアンゴラにもバオバブの木がたくさん自生している地域を通ったけれど、ここはその比にもならないほどにバオバブの木が生え乱れています。バオバブ好きの僕にとっては興味深いところでした。
その後はミクミ国立公園をトラックで通ったのですが、見れたのはジャッカルとキリンとシマウマくらいで、しかも写真に収められませんでした。まあ今まで散々撮ったから別にいいけど。
そんなこんなで結局夜の7時まで12時間以上走っても目的地であるダルエスサラームに着くことはなくって、昨日に引き続きブッシュキャンプです。今夜は僕たちが給食当番の日またこんな遅い時間から調理開始しなけりゃなんないとは何とも不運。
あともうひとつ、今夜がなんとこのツアー最後のブッシュキャンプとなります。今まで数多の野営をしてきました。僕はこの大自然の中に放り出されて夜を越すということはけっこう嫌いじゃなくって、月と星以外に人工的な光が何一つないところは、日本では得難いものだから、町一つないところでのブッシュキャンプは毎夜が楽しみなのです。ただブッシュキャンプの最大にして唯一の問題はシャワーで、ギニアでは一週間以上ブッシュキャンプが続いてシャワーなしだったのには流石に辟易しましたね笑。そういうものも含めて惜しくなってます。
 
明日はまた移動で、明日こそはダルに着くかと思われます。