モロッコ1日目
1ヶ国目 モロッコ王国
ジブラルタルに集合
オーバーランドツアーはイギリスから始まるのでなく、スペインの南にある小さな英領ジブラルタルから旅が始まります。ガトウィック空港から飛行機に乗ること2時間、人生で一番眺めの良い空港につきました。
↑この大きな岩山が空港に降り立つと出迎えてくれるジブラルタルの象徴
最後の旅の準備をしたり、ジブラルタル観光をしてジブラルタルに二泊してから今度はフェリーに乗ってトラックごとモロッコの北にある小さなスペイン領セウタに向かい、いよいよアフリカ大陸に突入するのです。
↑ユーラシア大陸とアフリカ大陸はたった20KMくらいしか離れていません
↑船から見た最後になるユーラシア大陸
ここはまだスペイン領、ここまではシェンゲン協定のためビザを取る必要がありませんでしたが、ここからはアフリカ、多くの国でビザを取るという作業が始まります。
↑海岸に集まる数え切れないほどの移民、難民
ここにもアフリカの多くの移民がスペイン領であるセウタに入ろうと絶え間なくやってきます。もちろん国境にきたからといって全ての人がスペインに入国し、海を渡れるわけではありません。この中からどのくらいの人がヨーロッパに入ることができるのでしょうか。また入れたとして彼らの生活が必ずしも豊かになるとは限りません。
アフリカではビザが必要な国が多いと言いましたが、ここモロッコは陸路入国では数少ないビザ不要国です。なのでパスポートにエントリースタンプを押してもらうなだけなのですが、このツアーには乗員乗客合わせて24人もの人がいるため、それだけでも1時間ほどかかってしまいます。
↑本当に大きな2tトラックでした。また紹介します。
モロッコ最初の目的地はシェフシャウエン Chef Chaouenというところ。この地名を知っている人はなかなかいないかと思いますが、その街の風貌は誰しも一度は見たことのあるところだと思います。
しかし今日の移動でシャウエンには着いたものの日は傾きかけています。なので街の散策は明日になりそうです。
PS. 自分の英語が全く使い物にならず、会話になりません。日本語を話せる人はもちろんいなく飛び交う言葉は英語だけ。最高!(Mっ気)。これこそ僕の望んでいた日本から完全に隔離されたこの環境。さてさて旅が終わる頃どうなっているのでしょうか。