モロッコ3日目

今日は6時に早起きしてテントをたたみパンをコーヒーで流し込み、トラックに乗り込みます。今日は移動日。ただその道中にある古代ローマ帝国の遺跡に寄ります。

f:id:baobab-no-ki:20161119073755j:plainカフェで一服。甘だるいミントティーで目を覚ます

 

遺跡の名前はヴォルビリス Volubilis

f:id:baobab-no-ki:20161119072835j:plain1997年ユネスコ世界遺産に登録されています。

入場料は現地の通貨で10ディルハム、だいたい110円といったところ。ガイドはなんせ20人超えの大所帯ですから一人あたま50円くらいで済みます。

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このおっちゃんにガイドしてもらったのですが、モロッコ訛り(そんなものがあるのか知らないけど)の英語は聞き取りづらかった

 

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上の地図はローマ帝国の最大勢力範囲を表したもので、イタリア半島が真ん中にありこの遺跡の場所は指のさされているあたり。ローマ帝国は地中海を渡り、こんな西の辺境まで版図を広げていたのだと改めて関心させられます。

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カラカラ帝の凱旋門

遺跡内には幾つものモザイク画があって、少し色褪せたり剥がれたりしているものの当時の風合いを感じ取ることができます。そこには人や神が描かれているものが多かったのですが、馬や犬、魚などの動物から幾何学な模様まで大小様々なものがありました。

f:id:baobab-no-ki:20161122055026j:plainまるで絨毯にみえる細かいタイルでできたモザイク画

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f:id:baobab-no-ki:20161122055341j:plainここで2000年も前に人々が入浴していたのですね

初めてローマの遺跡というものを訪れたのですが、なにもない殺風景なところにポツんと遺跡が建っていて周りにある現代的なものといえばちょっとした売店と観光バスと幹線道路だけなもんで、他のローマ遺跡がどうなのか知りませんがここは当時のローマの民衆が生活していた様子を容易に想像できます、だからイタリアにあるコロッセオのような街中にある遺跡とは違った見方ができるのではないかなと思います。とても楽しめるスポットでした。

f:id:baobab-no-ki:20161122055531j:plain砂漠の中にあるオアシスのような

その後走り続けること2時間目的地、フェスに到着しました。なので明日は迷宮フェスに繰り出してまいります。