セネガル8日目 最終日

昨日から続いている、ただひたすらに東へ走るのが今日の日程。この先に待ち受けているのは4ヶ国目、マリです。
なので今回は特に書くこともないので、セネガルの感想でも述べていくとします。

f:id:baobab-no-ki:20161230070348j:plainダカール市場で見た安富本店の車。どんな因果か秋田から回りまわってこんなところにまで来てたよ、安富さん!

 
今思うとセネガルは砂漠の国モーリタニアを抜けてきた僕達にとってオアシスのような豊かな国という印象を最初与えました。人々が群がる国境のセネガル川から始まり、それからどこを走っていても緑が絶えることはありません。地平線まで緑で茂っていて豊かさそのものでした。またこの国に入ってからイスラムの色も薄くなり、アラビア人もいなくなって黒人一色になり、いよいよブラック・アフリカに入ったことを感じさせました。やはりこれまでのモロッコモーリタニアイスラムの国ということと乾いた土地柄から、アフリカというよりトルコや中東を連想させるように思います。なので砂漠という分水嶺を超え、このセネガルに入ってから「いよいよかここからがアフリカだ」という思いになりましたね。
 

f:id:baobab-no-ki:20161230065057j:plain緑がどこまでも続く

 
敬虔なイスラム教の影響がなくなって(実はまだ過半数以上はイスラム教、ただその信仰心は強くない)一番その変化が現れるところは、女性の外見のように思います。イスラム教徒の女性は外に出る時に肌を隠さなければ行けません。最も厳格な人は顔一面までも隠していましたね。実際イスラム教徒でないこのツアーの女性陣ですらノースリーブのシャツを避けたりしていました。
 

f:id:baobab-no-ki:20161230064901j:plainアフリカの女性はカラフルな原色がまた似合う

しかしここセネガルの女性達は一様にとても明るくイスラムの世界からきた僕には眩しいほどの華やかな服装をしています。ぼくはこっちの方がアフリカらしく輝いていて良いよねと思いました。
 
と、まあセネガルのことというよりその前の国々との比較のようになってしまいましたが、セネガルは僕の少ない海外経験からみましても上位にくい込む立派な観光国だというのが結論です。ラック・ローズのいちごみるくが見れたら最高だったなあ。
 
明日からはマリ編突入です。