ガーナ9日目

ビザの申請手続きは済んだので後は発行されるまで待つのみ。今日からは一度アクラを出て、150Kmほど西に進んだところにあるケープコーストに向かい、数日過ごすこととなります。

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ケープコーストの旧名称はゴールドコースト、つまり日本語に訳すると黄金海岸。昔、金がたくさん内地でとられ西洋へと送り出されていたのでしょう。今となってはここケープコーストはガーナのリゾート地となっており、多くの欧米人が休暇にここを訪れます。

f:id:baobab-no-ki:20170125041119j:plainケープコースト城の純白な城壁

僕達はケープコーストについてまずはここに行かなきゃ何もケープコーストは始まらない、で知られるケープコースト城に行きました。ガーナにて数少ない世界遺産の一つです。もちろん中に入るには入城料がいるわけですが、その高さに驚いた。40セディ(1000円)です。昨日見たスターウォーズのチケット代が約500円。この城見学にスターウォーズの二倍の価値があるとは世界遺産ながらとうてい認められません。なので僕はここに入らず町の散策を選びました。

f:id:baobab-no-ki:20170125041235j:plainやっぱ町の名前に海岸(Coast)ってついてるだけあって漁業が盛んのよう

f:id:baobab-no-ki:20170125041344j:plainこんな斜めってるところでもフットボール

ちなみにですが、ケープコースト城はガーナ人だと破格の5セディ(130円)で入れます。どんだけここ来る外国人金持ちだと思われてんだよっ!先日行ったコートジボワールの大聖堂はその3分の1だったんですよ。絶対リッチで金をバラ撒くような老後の白人ばっか来るからこんな値段設定になってるのだと思います。ホントいい迷惑だ。

f:id:baobab-no-ki:20170125041413j:plainテントの真ん前の景色です。波消し岩が積んであるけど音は良いね

ここでもまたまた幸せなキャンプサイトとなりました。ケープコースト西部に位置するエルミナと呼ばれる町にあるこれまた海を前にしたところで、波打ちの音を聞きながら寝ることになります。ただシャワーがぶっ壊れててバケツに水を汲んで浴びたり、Wi-Fiもなし、電気もなしのあまり褒められた悠々自適なトコロではありません。

でもテントバディ ブルースは一人アクラに留まることを選んだので、一つのテントを広々と誰にも気を配ることなく使うことができるのです。

 

今日からここで何泊かしてまたもう一度アクラのBig Milly'sに戻ってビザが下りるまで待機する予定です。アンゴラ大使館ちゃんの調子はどうなんだろうか。こいつのビザが手に入るまでこの国からは出られません。