ガーナ15日目´
ボルタ川と日の出
今日は朝からダムツアーに行ってきました。しかしダムに大した興味も湧かなかったからかこれといっておもしろかったわけでもなく。なんでそれに比例して説明も写真と少しの解説という淡泊なものに留めてしまいます。
↑大きさはボルタ湖全体をダムなのだといってしまえばすこぶる広い
↑重力を使って上から下に水を落としモーターを回して発電。この下に行くともうボルタ川になる
↑作業員。アフリカでは珍しくヘルメットをしていたのが印象的。ガーナは先進国だな 以上ダムレポート
そんなことよりも夜になって一時離れていた4人組が戻ってきた時の事件の方が重大ですね。ケープコーストでツアーを離れていったのはトビー、アンディ、ロン、マークの4人。その一行が帰ってきたのですが、3人しかいません。一人足りなくてそれはカナダ人マーク21歳。なんでも2、3時間前にバスでこっち向かっていたとき検問に引っかかってマークのカバンからマリファナが出たために連行(arrested)されていったというのです。確かに彼はアクラのBig Millysの前にあるビーチでマリファナ買っていたような。なんでどうもホントですね。
どのくらい深刻なものなのか周りに聞いてみると、もしもアクラまで連れて行かれたならシリアスな問題だとのこと。夕食後スティーブとほか数名がタクシーに乗って近くの町にあるポリスステーションへマークを探しに出ていきました。
時刻は8時過ぎ。明日はスティーブが6時にでてアクラにアンゴラビザを受け取りに出ていきます。還暦過ぎのドライバー兼ツアーコンダクターのスティーブにこれ以上負担かけちゃダメだよマーク。こういう時にやはりもう一人オアシスのクルーがいたならばどんなに便利かと思いますね。
↑真ん中がマーク
僕らがガボンのビザ申請用紙に記入し終わった頃にマークはスティーブ達とともに帰ってきました。良かった良かった。近くの交番に抑留されてたそうで、身元引き受けという形で帰してもらえたそう。もっと大事になるかと思ったのですが10時手前に事は片付きまあ一件落着となりました。
ということであすは朝からスティーブ単独でがアクラに出向きその間僕たちはここで待機。今度こそ無事ビザゲットできたなら明後日にはトーゴに入れます。
ツアーの仲間たちへインタビュー 〜其の壱 Bruce ブルース〜
↑幸せの具現化
コートジボワール3日目にこの企画をするといってから早2週間。やっとその1弾がお届けできます。記念すべき一人目は僕のテントバディ、ブルースです。基本情報は以下の通り。
・年齢 1951年生まれの66歳
・出身地 オーストラリア オレンジ市(シドニーから東に250kmにある町)
・職業 定年退職
まず年齢が66歳ともちろんこのツアー最年長者です。僕にはこの歳になってアフリカを回れるほどパワフルな年のとり方はできないですね。断言できます。
さてさて驚いたのはその兄弟の構成、5人兄弟で全て男というのです。ブルースはその4番目らしい。確率でいうと32分の1ということになりますがそもそも5人も子どもを作る家庭が少ないからやはり同性の兄弟5人は珍しいですよね。
上画の通り彼には3人子どもがいてその内の一人の娘さんが東京ディズニーのランドだかシーだかで踊り子をしていて、そのことが縁で2005年に日本を訪れたことのあるそう。ちなみにこれからインタビューする全ての人に日本を訪れたことがあるか統計を取っていきます。僕の興味本位で。
↑第一印象「宮崎駿」だいたいが髭のせいか
実はこれまでに60ヶ国以上も訪れたことがあるらしく、昔子どもたちとヨーロッパをキャンピングカーで周ったことのあるそう。でもそのほとんどがヨーロッパとアメリカ大陸中心の先進国、観光地なんだとか。このツアーの前のアフリカ経験はエジプトのみ。
僕のブルース性格診断はやっぱり年長者だけあって落ち着き払っていて、一緒にいても疲れない。ただそれと同時に少し神経質のようにも感じます。シエラレオネからリベリアに入るにかけての悪路ではその出鱈目な凸凹加減に相当閉口してましたね。僕はそんな中でも気にせずに本を読んだりしてましたが(三半規管最強保持者)。そしてめちゃくちゃ早寝早起き。ブッシュキャンプでは朝食当番よりも早く起きたりして火を起こしています。僕がブルースよりも早くに起きたのは片手に収まるほどですね。毎日まめに日記を付けてそれをiPadに写真を混じえながら写すというハイテクなこともしてます。このあいだはアクラでiPhone5sを買ってましたしね。今更感は否めませんが笑
まあ一言に総じて言ってしまえば「温厚なパワフルじいちゃん」といった感じでしょうか。といってもお金には余裕がある人なのでキャンプサイトのホテルやロッジによく泊まって英気を養ってはいます。僕は今のところテントで固い床には我慢できてます。てかあんまり苦じゃないです。
PS.これからもこんな感じでインタビューを記事にしていきますが、不定期にはなります。連チャンで書く時もあればだいぶ間が空いたりと。まあ気分次第ですね。