ガーナ16日目 最終日

ガーナ感想記
朝の6時スティーブとブルース、トムがアクラへタクシーで向かっていきました。スティーブはアンゴラ大使館に用があるのですが、他2人は郵便局に行き、家族宛てに手紙を出しに行くのだそう。僕はもっと寝ていても良かったのですが、彼らが出ていった頃に起きて目が冴えてしまったので起床することに。

f:id:baobab-no-ki:20170118182952j:plainモレ国立公園にて。イボイノシシの夫妻

なので今日は全くの待ち日。特に何をするでもありません。のんびりと一日を過ごしていました。そして一つアクシデントが発生。川で遊んでいる時に木にくくりつけてあったヒモでターザンごっこしていると、飛び込んだところが浅くて左足が勢いのまま底の岩にぶち当たり、踵がちょいとえぐれちゃいました。記念に写真もとったのですがちょっと肉が見えてグロが過ぎると思って自粛いたします笑。えぐれたと言ってもほんの少しだけで、軽傷の範囲内です。破傷風ワクチンもしっかり打ち込み済みなのでその心配も無しです。でも1ヶ月後のカメルーン山登山に支障はないかしら。

f:id:baobab-no-ki:20170130053900j:plainこれでやらかした

昼過ぎにはスティーブが帰ってきて、その手にはパスポートが。ということは晴れてアンゴラ査証をゲットできたというわけです。

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3万円のビザ。これで一体何を魅せてくれるのでしょうアンゴラさんは

これで予定通り明日の朝にはトーゴに入ることができます。つまり今日がガーナ滞在最終日。こんなに長く一つの国に滞在したのはモロッコ以来。やっぱり2週間もいれば何かその国の味が掴めるわけで、ここからはガーナを振り返っていきます。モロッコの時にはランキング形式の総括でしたが今回はまとめてガーナについて書いちゃいます。

 

一言で行ってしまえばガーナは西アフリカの訪れた国々とは比にならないほどの先進国でした。インフラは整備されているし、首都アクラにはいくつもの映画館があるし、犬に首輪をつけて散歩している人までいる。

f:id:baobab-no-ki:20170131143831j:plainアクラ中心地、アクラモールそばにて

しかしシヴィライゼーションだけではなくて、ガーナでは自然にも魅せられました。ガーナ2日目には1泊2日でモレ国立公園を訪れ、ブッシュドライブの最中この旅初の野生のアフリカゾウと遭遇。翌早朝から園内を涼しい気分のなか数時間の散歩。この時にもまた象を見れたし何よりも爽やかな気候が心地よかった記憶が残っています。それと後から知ったことなのですが、象などの大型動物のいる公園を車から降りて歩くことができるというのは大変めずらしいのだそう。そういった意味でも特別でしたね。

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もう一つガーナでの自然といえば、吊り橋渡りですね。まあこれは人工物なので厳密に言えば自然ではないのかもしれませんが、そこは国立公園の中ということで勘弁していただいて。カクン国立公園はガーナ6日目に行く予定となっていたのですが、時間がなくてアクラに着くことを優先されて見送られてました。でもケープコーストからの帰りに立ち寄ってもらえました。

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吊り橋なんて渡ったことのなかった僕は高いところ好きなので吊り橋気に入っちゃいましたね。ただ下が透けてみえちゃって高所恐怖症の方にとっては狂気の世界でしょう。

 

またガーナに入ってから楽しみになったのが昼のランチタイム。ここからアボカドが八百屋に並ぶようになったのです。それまでのランチはは切った生の野菜をパンに挟んで食べるという貧相な代物だったのですが、アボカド様のお力で高貴なお洒落ランチになりました。

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↑1個50円という破格。

これは気候の問題なのかガーナ人の好みの問題なのかわかりませんが僕にとっては歓迎すべき出来事でした。でも日本にいる時にはアボカドなんてものは食べませんでしたね。第一果物なのか野菜なのかもわからない。なのでアボカドをここのところ毎日たべるようになってその実力に圧倒されてます。アボカド万々歳です。

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アボカドを贅沢に使ったペーストをパンにはさんでパクり。うんまいっ!

f:id:baobab-no-ki:20170130053049j:plainアボカドもいいけどガーナといえばのカカオも見学してとても興味深かったです。

 

まあまとめとしては都会あり自然ありそして物価も落ち着いているというのが2週間のガーナ滞在の中で掴んだガーナの姿でした。ガーナ人は英語を話せるし気さくな人柄でそこもまたプラスポイント。

ここを過ぎるとまたひどい物価のひどい道路のルートに戻ることになります。次のガーナはナミビアかなあ。

 

明日はトーゴに入ります。