再アンゴラ9日目
この旅初めてのスタック、事故、足止めの一日
↑泥にタイヤがとられて空回り。進めない。
前日大雨のおかげで体を洗えたまでは良かったものの、その雨は一晩中降り続いて、道路に復帰するまでの土道は存分にその雨を吸収して劣悪な泥道と化していました。
↑めちゃくちゃに傾くトラック。倒れそうで怖い。
7時半に乗車して、いざ進もうとしたらタイヤの空回りする音が聞こえてきます。みんなして降りてみるとスティーブがシャベルでタイヤの周りの泥を掘りおこしていました。
↑タイヤの溝に泥がめり込んでいるので踏ん張りが全く聞きません。
スティーブだけでは途方もないので積んであるシャベル全部を持ちだして、交代々々みんなして4箇所のタイヤの周りの土を乾いたところが出てくるまで掘っていきます。10分ほどその作業をして、いざ再出発!すると20mほど進んだ所でまたスタック。そしてまたみんなで掘り起こす。今度こそと進んでみても今回は10mしか進めずまた掘削作業。
これを計5回繰り返してやっとのことでドロドロ道を脱出。たった200mほどを進むのに2時間と30分かかりました。おかげでみんなの体も汗まみれ、泥んこでべちゃべちゃに。これからこういうことも増えていくのかしら。
その後は雨が降ったり止んだりしながらも、コンクリに出たらこっちのもんで着実に進んでいきます。ただ午後4時、なにやら前方に車の列が見え始めます。その原因は300mほど先で起こった事故のためで、それで進むことができずに立ち往生でどんどん車が溜まっていった列だったというわけです。
↑運転手の安否はよくわからない。
↑絶対に通れないとわかっているのに無理にでも通ろうとするバス。
アフリカに譲り合い精神なんてものはなくて我先にとみんな競って進もうとします。なので秩序もクソもなくて増々事態は悪化するという負のスパイラル。待つこと1時間ようやく前に進み始めたと思ったら上画の通りバスで栓止めされて進めません。仕方ないからこちらのトラックで右側の黄色いシャベルカーを引っ張って隙間を空けることに成功。ちょうどその頃に警察がご到着で実況見分的なものが始まってました。
そんなこんなで今日は労働と移動と待った一日でしたね。
明日もまだまだ移動です。