再ナミビア1日目
雄大、壮大、広大なフィッシュリバーキャニオン
また大地と空に包まれたフラットなお国 ナミビアに帰ってまいりました。今回2度目のナミビアには2週間弱の滞在予定で、途中にはナミブ砂漠 ソサスフレイや今日訪れたフィッシュリバーキャニオンなどの前回行けなかったところと二度目のスワコプムント、エトーシャを巡って行く予定です。その後にはボツワナに入り、またアフリカの旅が再開することとなります。ナミビアと南アフリカはいわゆるブラックアフリカの一部とは思えないからね。
そして今日の本題、フィッシュリバーキャニオン。これがどうやら世界で二番目に広大な大峡谷だそうで、見ごたえは存分にありました。もちろん世界一はアメリカのグランドキャニオンですね。いつか行ってみたいものです。
キャニオンというのは川によって削られできる峡谷の大きいものを指します。巻頭の画像をよく見てもらえればカーブを描きながら小さな川が流れているのが認められるかと思います。それをズームしたものが下のもの。
アップして拡大してもこの大きさです。もちろん近くで見ればそれなりの大きさのものなのでしょうが、この渓谷の規模と比較してみると不釣り合いな気が起こります。
こんな小さな川でも長い年月をかければ、このような巨大な渓谷、キャニオンを創り出すことができるのですね。その年月というのは何億、何十億年という気の遠くなるような月日なのでしょう。時間というものの莫大な質量、今僕たちの感覚で捉える時の経つ速度が地球史の側からしてみれば、いかに一瞬の出来事なのかと感じ、考えさせられます。
トラックは主要な展望台から約3Kmほど離れた崖の端っこにある別のこじんまりとした展望台で僕たちを降ろして、先回りで主の展望台へと向かいます。僕たちはそのちび展望台から円のように丸みを帯びた崖に沿って、トラックに向かって弧を描くようにしてちょうど半円ほど歩を進めながら景色を横目に楽しみました。
崖には柵もフェンスもなにも設けられていないので、とても開放感があって気持ちの良いものです。ちょっと曇ってたのが残念ポイント。
↑トラックがこんなに小さく見えてしまうほどの規模
↑トラック側からみた小展望台。けっこう歩いたもんだ。
30分くらいかけての散策のあとにはちょうどランチタイムでいつもの通りサラダとパン。けっこうこれに飽きてきて昼飯が苦しいと思う今日この頃。
昼食後はまたもう少しウォーキング。目の前に広がる大きい光景を存分に堪能しました。
↑今のナミビアは雨季。それにしてはやっぱり川が小さすぎる気がする。
↑乾燥地帯にはやっぱりサボテン
その後は午後の時間一杯を使っての移動。
↑今日の宿泊地はダムの真横にあるキャンプ場。
そして明日は続きのドライビングデイ、目指すはナミブ砂漠 ソサスフレイです。