再ナミビア6日目
デザートツアー、様々な砂漠の動物たち
今日は心地良いベッドの中でもっと寝たい気持ちを押さえながらも7時に起床。それはナミブ砂漠ツアーに出かけていくためです。今日の記事は動物がいっぱいいたので、その分写真多めになります。
一緒に行くのはインド人ピジョーシです。二人でロッジのレセプションに約束の8時に行くも、結局その迎えが来たのは30分遅れでした。まあアフリカンタイムだと早いほうですね。
↑砂漠とその後ろはスワコプムントの町並み
スワコプムントという町はナミブ砂漠の中にポツんと現れる小さなツアリズムの町です。だから市内から30分もかからずに砂漠に入ることができます。
↑途中、別のアトラクション バギーが横を走り抜いていきます。この他にもサンドボーディングを見かけました。
↑地図を示しながらナミブ砂漠がどうやって形成されたか説明してくれるガイド。専門用語が混じっていて今ひとつわからなかったけれど
今回一緒になったのはイギリスからきた老人御一行。2台の8人乗りランドクルーザーにその御一行と僕たち、あとは若いフランス人夫婦だけという組み合わせでした。
↑爆笑のおばあちゃんたち。年寄りはどこの国でも陽気で元気ですね。車内の雰囲気は近所の組合の温泉旅行です。
最初に出会った動物は昆虫。上画の小指の爪サイズのとても小さなクモです。ガイドの人がこれは雄で滅多にみられないと自分も初めてみたと大興奮。見た目は日本にもいそうなクモなのであまりその興奮を共有できなかったのですが笑。ただこれの可笑しなところは背を下にして仰向けになり頭から砂に潜っていくところ。何度も突っついて潜るところを見せてくれました。
次はこのツアーの目玉、カメレオンです。実は前回のスワコプムント滞在中にブレークがこのツアーに参加したときに撮ったカメレオンの写真をみたのをきっかけに、スワコプムントに戻ったときには是非これに行ってみようとおもったのです。
カメレオンのおもしろいところといえば擬態で体色が変化するところが一番に挙げられるかと思いますが、もうひとつあるのが捕食のシーンです。
↑①目標のミルワーム(赤マル)を視界に捕らえて
↑②一瞬の間に舌を伸ばして口に運ぶ
↑③むしゃむしゃと一口で
本当に一瞬の出来事で目では追えないほどの速度で捕食します。なかなかの芸当で見飽きずにに何度でも見入ってました。そのおかげでカメレオンも10匹ほど食べられて満足したご様子でした。
↑足跡などを手がかりにブッシュを探って動物を見つけ出していきます。
↑人差し指ほどの長さの小さな蛇。生後3,4週間のベイビーなのだそう
続いては砂漠で一番俊敏に駆けることのできるトカゲ。その名もシャベルヘッドリザード。
言われると確かに口が尖っていてシャベルのようです。これは砂の中に潜りやすくするため進化したもので、日中は暑い太陽から逃れるために深いところまで潜って凌いでいるのだそう。ツアーの始まった頃は曇っていたのですが、この頃になると太陽が出てきていて砂の表面は火傷するほど熱く焦げていました。
↑また別のカメレオン。こいつは少し白い
↑スパイキーなスイカのような果実。この植物は水を求めるために根を40mも地下まで下ろすのだそう
最後はサソリです。毒はしっかりと持っているそうで、見た目も毒々しい黒い体を有していました。そう説明しながらも平気な顔をしてガイドの人は手に乗せてましたけど笑。
という感じで3時間ほど砂漠を巡ってきました。費用はこれで6,000円ちょっとします。コスパはあまりよろしくないですね。ヤモリやもっと大きなヘビが見たかったですけれど、まあまあ及第点といったところです。
↑パンフレットに載っていた目についた結露で水分補給するヤモリを見たかった。
今夜はジャーマンパブでみんなしてディナー。
僕がオーダーしたのはビフテキ300g。それにしても今日はちょっと贅沢のし過ぎた一日となっちゃいましたね。まあこんな日があったって。
↑上に乗っかってるガーリックバターはちょっとしつこいお味でした。
明日は特に予定ないです。