再ジンバブエ7日目

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象にまたがる

昨日に引き続きアンテロープパークに滞在中。今のアクティビティはエレファントインターラクションというもの。日本語に訳すと象との触れ合い。でも巻頭にあるとおりまさか触れ合いの中に乗象が含まれているとは思ってもみなかったので、けっこうエキサイティングしました。

 

f:id:baobab-no-ki:20170529210313j:plain車で5分ほど移動。周りには馬の厩舎もありました。

 

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ゾウはこの園内にたった4匹しかいないそうで、その4匹が放されているのでなく全て上画のように囲いの中で窮屈そうに飼われています。内訳はオスが1匹で他はメスです。年齢は13歳。

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まずは象に芸をしつける様子を椅子にかけながら見学。座らせたり、一回転させたり、ボールを蹴らしたり、といった訓練。雄ゾウ(現地語の名前で難しくて名前は忘れた)があまり従順にゆうことを聞かなかったもののまあ一通りこなしていって、一つ終わると下のような大きなドッグフードみたいなものをご褒美としてあげていました。

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サーカスでもこうして芸を教えこんでいるのだろう、と思っていると次は僕たちの番。象の前まで行って、まずは先のドッグフードを手渡され餌やりから始まりました。

f:id:baobab-no-ki:20170529204027j:plain器用に柔らかそうに動かしているけれど、触ってみるとごわごわした硬い雑巾のような質感。

餌を手に持つと象が鼻をやってきて、その頭を上に向け二つの穴を見せてきます。そこに手を持っていくと音が出るほどの凄い勢いで空気を吸い込みドッグフードを鼻の中に収めてしまいます。その餌を口に運んでいって初めて口にできるのです。野生の象もこの鼻を器用に使って食事をするので、もし象から鼻をとってしまうと容姿も象でなくなりますが、命もなくなってしまいます。

f:id:baobab-no-ki:20170529210310j:plain象の口の中、この歯がすり減ってなくなった日が寿命となるのだそう

その次には象にまたがりました。

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こんな巨体に馬のように飛び乗るなんてことはもちろんできません。象がひざまずいてくれるのです。

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その象の膝に足をかけてからよじ登るようにして、なんとかまたがることができるのです。そこからの景色がまあ高いこと。落ちたら難なく骨折しちゃうほどのものです。しかも全く安定感というものもなくって、象がその気になってふるい落とそうと行動をおこせばいとも簡単におちてしまうでしょう。

でも幸いそういったアクシデントもなくまたひざまずいてくれて降りれました。ここにはこの象に乗って園内をウォーキングできるプランもあります。それはけっこう楽しいかも。こうした馬や象に乗ってサファリゲームにでると、他の草食動物、キリンやシマウマ、ヌーなどに触れられるほどの至近距離に接近することができるのだそうです。実際に行ったドウが興奮して言ってました。僕も是非やって見たかったけれど、この腰痛の中馬に乗るなんてとんでもない!

時間は30分もないほどでしたが、料金はチップ込みで17ドル。最初にも言った通りまさか乗ることができるとは思ってなかったので、コスパは最高だと思います。

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このアクティビティは朝の9時に行ったので、それが終わってしまった今日の残りは全くの休暇。サファリというものは朝と夕だけの各数時間だけがゴールデンタイムであって、それ以外はゆっくりと過ごすしか手立てはありません。だからこうしたロッジなどには日中のキラータイムとなる立派なプールやカフェといったものがあって、そこでゆっくりと時間を潰していくのです。

 

明日はここを立ち、グレート・ジンバブエというワールドヘリティッジの遺跡に向かいます。

f:id:baobab-no-ki:20170529204343j:plain今日の夕陽