読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
                                               

ボツワナ6日目最終日

f:id:baobab-no-ki:20170514232248j:plain鰐と象

チョベ川クルージング、そして越境、ビクトリアフォールズ

今日は午後からボーダーに出向いて、ジンバブエに入りました。午前中に何をしたかというとカサネという町に流れるナミビアとのボーダーであるチョべ川のクルージングです。このチョベ川というのはザンベジ川の支流で、その後ビクトリアフォールズに流れ着き100m落下する運命を持っています。

f:id:baobab-no-ki:20170514232819j:plain二階もある小型船。

エトーシャ然り、オカバンゴ・デルタ然り、最近はこういった動物探検ツアーのようなものを数多くしているように思うのですが、今回はその中でも上位に食い込むほど濃密なひとときを過ごすことができました。それもオアシス社もちなのでお金をかけずにです。

f:id:baobab-no-ki:20170514234841j:plainめちゃ豪華な別荘かロッジかしらんが岸辺を埋めています。

最初に見つけたのは草食動物の群れとそれを近くから睨むワニ。

f:id:baobab-no-ki:20170514235251j:plain

f:id:baobab-no-ki:20170514235532j:plain

このインパラ、ウォーターバッグたちとワニとの距離は20mもありません。でもワニは陸にあがってれば俊敏に動くこともなかろうと警戒しつつも気にはせず食事に勤しんでます。ワニはこっちこねえかなと念じてるように微動だにしませんでした

ワニの次はカバ。このカバ、このチョベ川のあちらこちらにいて、たぶんこの3時間のクルージングの中で間違いなく一番見かけたのはこのカバです。

f:id:baobab-no-ki:20170514235847j:plain

こいつらも人に慣れきっているのか近付いていってもプカプカ浮いて気持ちのよさそうにしてました。カバの移動方法は泳ぐことができないので、下流に向かうには浮いて流れに身を任せていればいいのですが、昇りは水底に足をつけて水の中を歩いて移動していくのだそう。そこら辺で縄張りを守るためのマーキング、プロペラうんちをして糞を撒き散らかしてました。

この次にみたゾウが凄かった!

f:id:baobab-no-ki:20170515000327j:plain

森からやってきた一頭の雄ゾウ

他の場所のゾウと比べカルシウム不足から比較的牙が脆いとされているチョベ川のゾウですが、このゾウは二本ともきれいに生え揃っていて、かつ体も少し小ぶりなことからまだ若いゾウだと思われます。

f:id:baobab-no-ki:20170515000658j:plainまずは川に入って水分補給。

その後には岸辺に上がって、泥を掘り始めます。

f:id:baobab-no-ki:20170515001245j:plain

そして始めた泥遊び。

この泥浴びの意味は寄生虫予防の虫除けで、遊びじゃなくって重要なことなんですね。

f:id:baobab-no-ki:20170515001450j:plain

疲れたのか突然座り込んで

f:id:baobab-no-ki:20170515001735j:plain

人目も気にせずわざわざこっちにケツをこっちに向けて糞をする。どんだけリラックスしてんだ。

f:id:baobab-no-ki:20170516182922j:plain

ワーオッ!ワットアビックディック!!の歓声が

f:id:baobab-no-ki:20170514233208j:plain

いくつかの船もこのゾウを観察していたのですが、こんなに近づいちゃってるのもいて、みてるこっちがヒヤヒヤします。こんな小型船ゾウがその気になったらぺちゃんこになって簡単に一人二人死んでしまいそうなんですが。ゾウは普段は平穏で温厚な動物ですが、なにかの拍子にキレてしまうともう誰も止められなくなっちゃうほど凶暴な一面も併せ持つ動物なのです。

その他の動物。

f:id:baobab-no-ki:20170515000100j:plainアフリカンフィッシュイーグル、かっけぇー

f:id:baobab-no-ki:20170515002517j:plain全貌は見れなかったけれど、BIG5の一角この旅初のバッファロー

f:id:baobab-no-ki:20170515002345j:plain愛嬌満点のカバのシルエット

こうしてまさにあっという間に三時間が過ぎ去ってしまいました。ホントに良い時間だった。これで約2,000円だというんだから驚き。それでこの7倍以上したオカバンゴ・デルタツアーよりも内容は充実してんだからなんだかなー。

f:id:baobab-no-ki:20170515002609j:plain対岸はナミビアとなっていて、この近辺はボツワナナミビア、DRC、ジンバブエ、4ヶ国のボーダーが密集しています。

そして昼飯を済ました後にはそのボーダーへ。

f:id:baobab-no-ki:20170514234134j:plainたった1時間半待てば支給されたザンビアとの共通ビザ。

ジンバブエに入るにはビザが必要なのですが、なんとここからはタンザニアにしろケニアにしろ全てボーダーで取得できてしまいます。これまではそれぞれの大使館に赴き最低でも1日は待たないとダメだったのに…なんか本当に観光地帯に来ちゃったな。

f:id:baobab-no-ki:20170514233657j:plain国境で検査待ちのトラックの大行列を抜かしていって

ボーダーからビクトリアフォールズまではほんの50Km。4時に入国、一時間後の5時にはそのまんまのビクトリアフォールズという名前の町に到着。着いてそうそうこのビクトリアフォールズ滞在中にできるアクティビティの説明会が現地代理店で働く女史ジョイによって開かれました。

f:id:baobab-no-ki:20170514234331j:plain

僕はずっと前からここでのバンジージャンプに目をつけていたのですが、その価格が160USドル。いくら有名観光地だからってちょっと驕り高ぶった値段設定してません?笑 まあロケーションは完璧で、そういうストロングポイントはあるのだけれど、たった5,6秒のことにこんなにお金を払えないのでここはまあ断念しました。

ただ他のものをみてみてもラフティング(激流川下り)120USドル、ヘリでの遊覧飛行15分150USドルとどうもコスパの魅力のないものばかり、ということでここでのアクティビティは断念することにしました。少し節約せねばならない理由もできてきたので。

 

まあここに5日も滞在することになるので、ゆっくりとビクトリアフォールズ国立公園含め歩いて色々周ることにします。2,3Km離れたところに泊まっているのですが、その滝の落ちる水のザーッという音がここまで聞こえてきます。

ボツワナ5日目

ボツワナの公道は動物園

f:id:baobab-no-ki:20170514230447j:plain道路脇で草木を食むキリン

本日はマウンからカサネというジンバブエとの国境町までぶっ通しで走り続けました。おそらく7,800Kmは今日だけで走ったかと思います。

f:id:baobab-no-ki:20170514230733j:plain途中にあった検疫所、消毒のために持っている全ての履物の靴裏とタイヤを消毒液に浸す。

巻頭にあるように、ボツワナ北部の幹線道路は走っているだけで大型の野生動物が次々と目に写ります。

それは道路がナショナルパークを突っ切って走っているからで、忌々しい柵も規律で決まっているのか見当たりません。なので野生動物も餌を求めて道路を行き来することができるために道路を走っているだけでゲームドライブのようなことになるのです。

f:id:baobab-no-ki:20170514230919j:plainこんな至近距離でも。

f:id:baobab-no-ki:20170514231051j:plain道路を横切るゾウ。真ん中に子ゾウをまとめて最後尾を一番大きなゾウが常に警戒しながら渡っていきます。

それでもその目に入る頻度となるや尋常じゃありません。ずっと窓に張り付いて外を眺めていたわけでもないので、大分見逃しているかと思いますが、それでも写真に撮っていないのも含めるとゾウとキリンを30頭はみたような気がします。始めのうちはトラックも止まってくれていたのですが、その後何度も出てくるにつれて、いちいち止まることなく最後のほうはほとんど無視でした。

どうやらボツワナという国は食べ物がふんだんにあって周辺国のように紛争の歴史もなく安定した近代であったために、こういった動物が人に食べられることなく、彼らの食べ物も十二分にあるからこれだけたくさんの動物が残っているのだそうです。一時は象牙目的のためにゾウが大量に狩られたようですが、それも禁止され豊富な自然がまた頭数を回復させて今日に至っているのだそう。ただその増加が著しいがために過度の増加の問題もあるそうです。

f:id:baobab-no-ki:20170514231153j:plain行く手に氾濫してできた大きな水たまりが行く手を遮ります。しようがなくここは迂回で。

 

結局10時間以上走って、カサネの手前20Kmでブッシュキャンプ。明日にはジンバブエに入国し、ビクトリアフォールズのある町まで行く予定です。

f:id:baobab-no-ki:20170514231310j:plain少し遠いけど、これまた横断中のキリン。

付け足しで、昨日文量が多くなったために割愛してしまったことなのですが、オカバンゴ・デルタの二泊三日ツアーからキャンプサイトに帰ってみると、そこにはケープタウンで別れたトビーの姿がありました。

約3週間ぶりの再会です。でもそこにあるはずの同じくトビーと旅していたマークの姿が見当たりません。ワケを聞いてみるとマークは自分のペースで旅をしたいがため、もうトラックに戻ってくることはないのだそう。いまさらですが、どうやら彼の旅のスタイルにこのツアーは合ってなかったみたいです。まあ西アフリカは個人で周るのは困難なのでこのツアーしか手法はないということなのですが。彼はカイロまでのツアーを申し込んでいたのですが、ナイロビまでに短縮してそこからエチオピアを自分で周るんだ、と言っていました。でも気が変わったんでしょうか。別れの挨拶もなにもできなかったことが惜しいばかりです。

f:id:baobab-no-ki:20170514231407j:plain今日の地平線に落ちる夕陽。最後の一点になるまで見れました。