ケニア1日目

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26ヶ国目 ケニア共和国 (地図オレンジ色)

 

このツアー最後の国境越え、そして最終目的地へ

 

朝小雨が降る中、最後のボーダーアタックへと出発します。

でもまあこんな欧米のバックパッカー達、いや日本人ですらズラズラと来て、淡々と渡っていくようなポピュラーな国の国境を越えることなんて今までのことと比べたら造作でもないことで、イミグレに並んで書類に記入すれば、ものの10分ほどでサクッとビザをゲット。最終国ケニアあっけらかんとして入国いたしました。

ただここで取ったイーストアフリカビザなるものは三ヶ国併用可能のもので、これ一枚でケニアルワンダウガンダを兼ねているのです。僕はこのツアーの後に自力でウガンダルワンダを周ってくる予定なので、これがとても都合良く、便利だったのです。費用も一カ国づつ取ると各50ドルかかるのですが、このビザだと100ドルで済んでしまい、50ドル浮くので、この三ヶ国を訪れる人には必携かと思います。それにルワンダなんて国は四国ほどの大きさしかない超のつく小国でマイナーな国家なので、ここで一挙に取れてしまうことは面倒なことになる可能性が省けてオトクなのです。

タンザニアオーバーランドトラックへの交通規制が厳しいので、走行中はシートベルト着用が絶対だったのですが、ここは既にケニア。ボーダーを越えてからは最後のトラックドライビングをビーチの上で顔を出しながら満喫しました。

それにしてもいったい今までこの黄色いトラックと何キロ走ってきたのでしょう。途中までは数えてたんだけれど、おそらく地球一周分(約4万Km)は走ったことになるでしょう。ホントによく事故とかしなかったなあ。腕のあるドライバーにも恵まれましたね。いやこれ運なのか笑。

僕のこのツアー最終目的地であるケニア、ナイロビはそのボーダーからすぐのところにあって、4時間ほどで首都の大都会に到着。

ただ写真にはありませんが、ナイロビの高層ビル群が見えてきたところ、ダウンタウンから3Kmと離れていないところにナイロビ国立公園があって、なんとここでサイの姿を遠目ながら発見。ラッキーな気分で最後のトラックドライビングを五体満足で終えることができました。

 

夕方、郊外に佇むカレンキャンプに到着。

明日にはここを発つことになるので、荷物の整理、マイロッカーを空にします。寝袋などもう要らないものをほかしちゃったりまだ旅が続く人に配給したりして、ボストンバッグの中身を最小限まで減らします。当初他の人はみんな僕の倍くらい大きなバックパックで来てたのに、一番ひ弱な僕が一番荷物少なくって、ちょっと不安だったんだよなあ。まあそれでもあんま不便しなかったけれど。

その後は街のブッシュミートの焼き肉屋に行って、わざわざ僕の送別会を開いてくれました。あとここからツアーに参加するインド系南アフリカ人女性の歓迎会も兼ねたものです。ここでがムフィーに乗せられて下戸野郎のくせに度数の強い酒をショットで飲まされて、最悪の展開に。

飲んだ後はどうともなかったのですが、料理が来る頃ちょうどに酒が回ってえずくほどに気持ち悪くなりました。てか余裕で吐きました。トイレで笑。

ムフィーに最後だから飲もーやと言われ飲んだのですが、最後だからこそ飲まなきゃ良かったわ。そんなことだから勿論食欲も失せて、出て来る串焼きの肉やグリルドソーセージを見てその匂いがくるとずっとえずいてました。最後なのに、ホント恨むぜムフィー笑。ここ世界のレストランベスト50にも選ばれたことがあるほどのトコだったのに…

f:id:baobab-no-ki:20170726143808j:plain人のiPhoneで勝手に自撮りするムフィー

でも終わりのころには復活して、デザートのガトーショコラだけ頂き。しかもお代はみんなにご馳走になったのでハッピーハッピー。ただ酒はもういいやホント。

 

明日は旅立ちの日です。お別れの日です。