タンザニア7日目

なんにもしない日2

今日も昨日に引き続き全くおんなじ流れを送りました。寝て、遅くに起きて、ビーチのまん前の茅葺き屋根の小屋のソファでぼぅーっとしたり、ネットサーフィンしたり、読書したりして時間は過ぎていき、昼飯は抜いて、夕飯を食って、寝る。無味無臭な一日です。

f:id:baobab-no-ki:20170626210032j:plain目の前の景色

島民のほぼ100%がムスリムであるザンジバルは今ラマダンという絶食絶飲の月の真っ最中で、日が沈み7時になるまで太陽が出ている日中の間は飲食店が閉まっています。でもまあ観光地でありますから街の方やホテルの中では食べることができますが、今僕がいるザンジバルの北端、ヌングイは田舎も田舎なところで、村にいってもレストランは閉まり閑散としています。ホテルのものは高いし。だからランチ抜き、朝飯夕飯だけ。別に苦じゃないしね。

それで僕はザンジバルに来る前から2泊だけみんなとヌングイで過ごして、一日早くストーンタウンの方に行こうかと計画していました。でもこの小旅行出発の前日に強盗事件に遭って、iPhoneをなくしたため断念。そこは入り乱れたイスラミックなメディナの町のためにiPhoneのGPSとマップは必携なのです。

 

その強盗事件について、暇で時間を持て余している僕は時々うろちょろと考えたりしていて、それで一つ思い至ったことは、確かに自分にそんな災難が降りかかるはずがないだろうとタカをくくって、用心していなかったのは実際に大きな問題であり軽率だった、ということは大前提として。でもこれは運命であって、宿命であって、最初から決まっていた巡り会わせだったんだろうな、ということが結論になる。

僕の一つ信じていることとして、

一週間のうちには三回づつホンの瑣末な驚くこと、嬉しいこと、不幸や悲しいことがあり、

一ヶ月のうちには三回づつ変哲のない驚くこと、嬉しいこと、不幸や悲しいことがあり、

一年のうちには三回づつ大変に驚くこと、嬉しいこと、不幸や悲しいことがあり、

一生のうちには三回づつ信じられないほどに驚くこと、嬉しい、不幸や悲しいことがある。

そういうことで人の命、人生というものは巡っていくのかなと思っていて、今回のこの出来事は一生の中で3回しか起きない不幸な事の内の1つ何じゃないかしらん、と考えたりしているのです。

そんな阿呆なことをスカイブルーの海を眺めながら思っているのです。