再アンゴラ3日目
朝の8時に出発、200Km先にあるルアンダを目指します。道のコンディションは良好、コトロドコロに穴はあるものの、補修されたところも数多くあり、時速6、70Kmの速さで進んでいきます。
↑途中また汚ったねえ川で体を洗う一同
そして順当に進み、3時にルアンダに到着。でもここに寄ることなく、そのまま突っ切ってある場所を目指します。明日またここに戻ってルアンダ観光をする予定なので、今日は無視。時間も時間だし。
ルアンダ市内、その道中に車上からおもしろいものを2つ見つけました。
まず一つ目、
上画はキューバのカストロです。この顔が町中、至る所で見かけられました。なんでこの人の顔が散らべられているのかというと、アンゴラの内戦の際に、その後、国を治めることになる勢力をキューバが支援していて、大量のキューバ兵を送り込んだことから、内戦後も友好的な関係にあって、その国の代表であるフィデル・カストロの顔が見られるというわけです。
もう一つは、マンション群。ルアンダには10,000人を超える中国人が住んでいて、彼らのほとんどはこの大団地に住んでいるのだそう。中国人はどこにでも働いているのものなのです。町から浮いた存在感があって、一種の異様な光景でしたね。
その後も走ること2時間半、夕刻に本日の最終目的地、Miradouro da Lua ミラドーロ・ダ・ルアに到着。まあ巻頭の所ですね。この場所の名前を日本語に訳すと「月の見える丘」という意味。なんかロマンチックな名前ですが、その名に恥じない最高の光景が広がっていました。
この奇妙な岩は風の侵食によって、長い歳月をかけて風化してできたものだそうで、夕方にちょうど落ちかけの太陽に照らされて、それをまた赤く照り返してとても幻想的なものでした。
↑この先っちょに行きたかったけど危険が過ぎたのでダンネン
先に述べた通り、明日一日かけてのルアンダ観光となります。
↑きょうの夕陽
再アンゴラ2日目
7時半に出発。
その出発前の朝、ボブが誕生日プレゼントだと言って現ナマで20USドルをくれました。ちなみに僕の誕生日は3日前に終わっています。
いやあ、こんな怖いプレゼントってないですよね。現金って笑。もしも英語がペラペラにしゃべれていたら丁重に断っていました。だってこんなもの受け取ったら、のちにどんなことになるかわかったもんじゃないですもん。でも拙い英語で無闇に断ったら、また別に面倒なことになりそうなので、まあ頂戴しときましたけど。
そんなボブ、実は南アフリカでイギリスに戻ることになりました。本当は最後のカイロまで行く予定だったんですけどね。その理由は僕も直面している「パスポートの残ページ数問題」。僕はケープタウンにある総領事館で1時間待てば増補をできるそうなので解決した問題ですが、イギリス人であるボブは一回本国に帰って新しいパスポートを作らないとならない決まりだそうで(イギリスってクソ面倒な国ですね。なんのためにたくさんの税金ぶんどって各国に大使館おいてんだか)、それでもっかいツアーに帰る航空券の費用を考えると、ケープタウンで去ってしまうことを選択したそうです。ただ11月にカイロtoケープタウンのツアーに再度参加するのだそうで、そこは抜かりがないのですが。
これまた同じ問題をこれまたイギリス人であるタミーが抱えています。でも彼女は婚約者アンディを残して、ナミビアの首都から一度本国に帰りおニューのパスポートをゲットしてまたツアーに戻ってくることになってます。ただそれだけでも6、7万は飛ぶのだそう。マジで日本って最高なお国。
と今日とは関係ない話をしてきましたが、今日の移動でも目的地、ルアンダには到着せず丸一日の移動日となりました。でも明日には着く予定です。