再ナミビア9日目*
↑チーターと緑って不調和ね。
昨日の記事で言ったように今日はチーターパークへ再訪、ただヒンバ村へは予定が繰り下がって明日の朝訪れることとなりました。まあ僕はどっちにしろもう行かないからどうだっていいのだけれど。
↑チーターの餌になる牛の解体作業中
そういうわけで、チーターパークの方でも金のかからない家で飼われているチーターにはまた会いに行きましたが、有料の餌やりには今回は行きませんでした。
↑これまたチーターと耕運機も不調和ね。
ということで、今日は殆ど一日を移動に使うこととなりました。そのおかげでもうナミビアも北の極まで来たり、東へ移動すればもうボツワナ入国です。
明日は朝からヒンバ族に会いに行って、その後エトーシャ国立公園へと入っていきます。
↑餌やりに行ったピートからの提供ピク、もはや野生のそれです。やっぱチーターは藪にいなくちゃ。
一週間レポート その24
新メンバー、新ツアーリーダーとなって変わった点がいくつか見受けられるようになりました。
まずは新メンバーとなって変わったところ。
PIC新メンバー
現在のメンバーの数はスワコプムントでジュリアとトムが再帰して、ピジョーシが去っていきましたが、計19人もいます。こんなに人がいるのは、シエラレオネでイタリアン夫妻が去って以来なので、実に4ヶ月半ぶりの大所帯となっているのです。それにここからトビーとマークもボツワナから加わることとなるので最後には21人ということになりますね。
こう人数が増すと自ずと移動中のトラック内は狭くなって、ケープタウンまでは半分以上の席が空席となっていたのですが、今ではびっしりとほとんど隙間なく埋まっているのです。基本自分のロッカーのある席に座るという暗黙のルールがあるので、一人でロッカーを専有している僕は大抵二人掛けの席を一人で独占できているので、あまり苦ではないのですが笑。まあ他の人は窮屈そうではありますね。
次に新ツアーリーダー、ジェフとなって、今までのツアーのルールやルーティンが色々と変えられることとなりました。
まず以前まではスティーブというドライバーがツアーリーダーも他の雑務も全て背負っていたので、少々ルーズなところがあってのびのびとしていられたし、その体制で5ヶ月も旅を過ごしてきたのでこの変化には少し閉口しているのが正直なところです。
まず大きな違いが給食当番でのこと。これまではスティーブが食材を集めて曜日当番制で毎週1度昼、夜、朝の順番で調理をしていたのですが、今では決められた予算の中で各自が買い物をしているのです。それに曜日当番制ではなくて番号を1〜6まで振り分けられたグループになって順繰りに回ってきて、夜から始まって朝、昼の順ということに変わってしまいました。まあ色々と勝手が変わって不便なわけです。
また節電という名目で夜間にトラックの電気をつけられなくなりました。前はトラックの中で夕飯の前や後に電気を灯して遅くまでみんないたものだったのですが、今ではジェフがトラックのビーチで寝るようになったこともあり、みんな早寝するようになっちゃいましたね。
他にもパスポートは各自の保持となったり、飲水用だった蛇口が手洗い用になったり、夕食後に当番制でトラック清掃があったりと些細なことも変わったりしています。
まあこれらの事々は不満というよりかは不慣れ、不便なだけで、次第に慣れていくこととは思うのですが、前のが快適で便がよかったということは確かです。まあ結論としては二人(ドライバーとツアーリーダー)いたとしても一人のスティーブには敵わないというほどスティーブが鉄人だったということです。まあ新ドライバー、新ツアーリーダーが一所懸命にやってくれてないというわけではないのですが、まあこればかりはどうしょうもないことですね。
再ナミビア8日目
同じことの繰り返し
今日は10時にスワコプムントを出発。
その前にロッジ前で散髪をしました。ガーナのクマシ以来この旅3度目の散髪です。もう3ヶ月半近くほったらかしにしていたので、襟足も揉上も伸びっぱでけっこう悲惨なものになっていました。それで今回もウォルターとピーターに手伝ってもらって、またまた丸刈り、丸坊主に。頭がめちゃ軽くなりました。シャワーがクソ楽なんだ、これが。
↑坊主の影
これで日本に帰る約2ヶ月後にはちょうど良い長さになっているかな。これから長い間、10年20年の間で最後の坊主かもしれないですね。
さて今日のお話は見出しにあるとおりにナミビアで同じことを繰り返しているということについてです。
↑今日の座礁船、もはやトラックから下りなかった。
タイトルに再ナミビアと入ってるように今は二度目のナミビアを走っています。しかも前回とほとんど同じルートとなっているのです。そうなると同じスポットを二度見ることが我々ナミビア再体験組には多いわけです。例えば、今日訪れた上画の座礁船も最初のナミビア来訪のときに寄りましたし、再ナミビア4日目に行ったケープクロスのアザラシの大群にも最初のナミビア来訪で訪れています。それから明日に行く予定のヒンバ族の集落とチーターパークにもすでに一度訪れています。あと明後日のエトーシャも。
↑前回の座礁船、当たり前だけどなにも変わってない
でも今のツアーの半分の人はまだこれらの場所に行ったことのない新メンバーで、ケープタウンで降りていった人たちのこともあるので多少の被りは致し方ないことも承知しますが、さすがに5つも6つもダブって同じところに行くとなると多少辟易する感はあります。もう少し合理的な日程にして欲しいところではありますね。
ただチーターにまた触れたり、エトーシャ国立公園にもう一度足を運べるのは歓迎なので少々のことは我慢はしなきゃなんないのかもしれないですね。
でも今日は前回のナミビアで行かなかったスケルトンコースト Skelton Coast なるところに行って参りました。
ここの一帯には複雑で乱れた海流が流れていて、その昔、その海流と強風によって座礁させられた多くの船の船乗りたちの骨が今でもそこかしこに散らばっていることからスケルトンコースト(骸骨海岸)と呼ばれているのです。
生憎というか、幸いにも骨は見つかりませんでしたが、潮風によって錆びきった廃墟は見つけました。海岸線を2時間ほど走って見たものはそれだけでしたけど。でも波は確かに強く打っていて、大きな白波が立っていました。
明日は先に言った通りヒンバ族の集落とチーターパークに行く予定です。