タンザニア11日目

コーヒーとバナナの王国 キリマンジャロ

誰もが知っているキリマンジャロはアフリカ大陸最高峰、5,895mを誇ります。ちなみに僕が2月に登ったカメルーン山は4,090m。それよりも2,000mも高いのです。なんとも恐ろしい。でもキリマンジャロの登山口までは車であがることができるのです。

f:id:baobab-no-ki:20170627172608j:plain

3年前にはその登山口まで四駆で登ってきました。それで写真を探ってみると、その時に撮ったものが都合良くあって、それが上画のもの。見てみるとそこですでに1,800mの標高があります。つまり実質は4,095m登るだけでいいのです。僕が登ったカメルーン山は海抜ゼロメートルからの登山だったのでした。そこにトラックに揺られるだけの怠慢完全運動不足体の僕が登れたのですから、キリマンジャロ登山は全くの無謀なことでは全然ありません。まあその高所による酸素不足や寒さとの闘いは憂慮に入れなければなりませんが。

でもそれだけだったら登山トライしたくもなるものです。アフリカ最高峰に登ったなんてのは思い出になりますから。ただ越えられない最大のネックがそこにはあって、ツアーのだれも登ることはないのです。それは登山にかかる費用。最低でも10万円は越えるそう。そんな価値があるとは思えないね。どうも。100,000円出して苦しい思いをしたいとはどう頭を捻ったて考えられない。

ということで、今日はその麓の小さな町マラングにて散策の日。

f:id:baobab-no-ki:20170627173019j:plainキリマンジャロ国立公園は当たり前のように世界遺産

先にも言いましたが、ここは1,000以上の高地にあり標高が高いところなので、赤道直下ながら気温はとても涼しいです。これから先僕が訪れることになるケニアウガンダルワンダ、全ての国もまた1,000m以上のところに位置した国なので、その気候は過ごしやすく、また今は乾季なので本当にバックパック日和なのです。

キリマンジャロといえば山と等しく連想するのが、キリマンジャロコーヒー。町を散策すると至るところに農園があって、コーヒーが栽培されています。

f:id:baobab-no-ki:20170627173301j:plain

ただそれにも増してバナナの木が目について気になります。

f:id:baobab-no-ki:20170627173524j:plainコレ全部バナナ、バナナは天に伸びるように生る。f:id:baobab-no-ki:20170627173807j:plain

西アフリカにもバナナの木はたくさんなってましたが、ここほどに過密して、また広範囲にはなってなかったかと思います。

まあバナナの話は置いておいて、コーヒーのこと。この町には焙煎所もあって、炒った香ばしいコーヒー豆を買うことができます。これは土産にもってこいということで購入。観光価格ではありましたが、まあいいでしょう。それとインスタントの缶に入ったキリマンジャロコーヒーも。僕はビールは嫌いですが、コーヒーは馬鹿ぐらい好きなので、家用に買ったこの土産をミルで挽いて飲むのが今から楽しみ。ロッカーの中がコーヒーの香りで充満し、幸せな気分。コーヒーとパン屋のにおいほどこの世に良いにおいはない!そう断言できるっ!

 

明日はアルーシャというケニアとの国境近くにある大きな街に向かいます。

 

タンザニア10日目*

朝の7時半にバガモヨを発ち、次に向かうはマラングというキリマンジャロ山の近くにある小さな町。

そこに向かうのに今日の一日の大半は費やされて、途中サービスエリアでランチ休憩を挟んだ以外はずっと走りっぱなし。本を読むか寝るかしてました。

そんな何もない味もない一日でした。

あっあったわあった。ひとりエチオピアビザが間に合わなくって、それを待つためにジンバブエに取り残されていたスザンヌと彼女を迎えに行っていたクリスが途中から再び合流しました。なにやらタンガニーカ湖の方に立ち寄ってたらしい。

でもホントにそれくらいのもんですね。今日の出来事は。

夕暮れ時に着いたマラングの町の外れにあるホテルの庭で2泊する予定です。

f:id:baobab-no-ki:20170629013456j:plain富士の貫禄にも似た荘厳なキリマンジャロの姿

 

一週間レポート その31  あと一週間!

一週間後にはトラックを降りて、自分の足で旅することになります。

残すところはもうケニアのみ。まあその後にウガンダルワンダ小旅行が控えていますが、このツアーにおいてはあと一ヶ国ケニアだけです。

今週は強盗に遭い、もうこのツアーけっこう飽きがきていたところだったので、その災難が追い打ちとなって嫌気が差してきています。正直言うとその後の小旅行も少し憂鬱になってきてるという状況笑。でもこれはすでにフライトを予約してしまっていて、なんとしてもルワンダキガリまでは行かなくっちゃならないからどうしようもないんです。それにここまできたら、もうわざわざ来ることもないだろうから、ルワンダのジェノサイド、大虐殺と今の著しい経済成長の現状をついでに見ておきたいっていう気持ちは強いしね。金があったらウガンダでゴリラも見ておきたかったけど、ひゃくぱー無理笑。金銭的余裕ゼロ笑。

今日本に帰りたいというよりもこのツアーとアフリカが嫌になったという感じがとても大きいですかね。やっぱり先週のレポートでもいいましたが、僕のオーバーランドツアーはアンゴラのカランドゥーラの滝でピーク、絶頂を迎えていて、そっから観光地帯を走っていくにつれてだんだんだんだんそのボルテージの貯金が尽きて、いつの間にか逆にマイナスになりこのツアーに嫌悪感を抱き始めたというところが事実なんだと思います。後ねなんかやっぱり飽きた。これデカイ。

でもそれを実感し、はっきりと気づいたのもつい最近であって、このツアーも残るはあとたったの7日、1週間のみ!もうここまできたら最終目的地ケニアまで行ってしっかりとゴールテープを切ってやりますよ。

本当に怪我せず、病気せずに日本に帰国するのみです。

iPhoneなくして、写真を撮れなくなったからブログに載せるものがない!そして写真がないとどうもブログを書く意欲が湧いてこない。負の連鎖だ。