ギニア2日目
クリスマスイヴにカバを見る。
今日は朝から移動。昼前に大きなダムの近くに車を停めてここに2日ブッシュキャンプをします。なぜキャンプサイトでもないのにこんなところで2日も留まるのかというと、それはクリスマスイブ&クリスマス本チャンをゆっくり過ごすため。クリスマス休暇は西洋人DNAの中に刻まれた重要なものなのです。
↑歩くと小気味良い音のする落ち葉が敷き詰められた林の中でキャンプします
↑見渡せるほどの大きさのダム。下には中国によって造られた水力発電所があります。
昼過ぎに着いて、まだまだ活動時間は余っているので、両替を兼ね近くの町に出ることにしました。ただわざわざトラックは出動できません。となると移動手段必然タクシーになるわけです。が、ここは町の中でもなんでもないダムがあるだけの山の上。つまり道路の横に立ってヒッチハイクが如く親指を上げて通る車やバイクを止めていきます。
止まる車はすでに人でいっぱいとなっていて乗れず(タクシーでなく普通の人の車)、炎天下の中待つこと30分、ようやくバイクタクシーがつかまり乗車して、町に辿り着きました。
↑町では店番がサボってウィンイレをしてました。(懐かしのPS2!)
用を終えて、ダムに帰ってみるとなにやら人だかりができていて、ヒポポタス、ヒポポタスと頻りに聞こえます。(ちなみに正解はヒポポタマス)なんだろうと思ってダムに行ってみるとカバがいました。遠過ぎてよく見えないのですが、そのなりは確かにカバです。
↑これがぼくの望遠レンズの限界なのです
見た目は呑気なカバですが、本性は気性が荒くて地球上一番といってもいいくらい危険な動物です。
実は昼にこのダムで水浴びをしていた人たちがいて、今思うとゾッとしました。カバは怖い、のです。本当に。
クリスマスにカバをみるというなんだか不思議な心持ちになったという日でした。西洋の本場のクリスマスはイブでなく、当日が本番のようでイブは今日は下準備で終えました。