ナミビア4日目

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ヒンバ村探検記

昨日はチーターパークの中にあるキャンプ場に泊めさせてもらいました。まさかの焚き火のホットシャワーがあったのですが、エトーシャのシャワールームにシャンプーを置き忘れるポカをしでかしたのでダンネン。まあ一昨日思う存分にホットシャワー味わったからいいや。でもこの物忘れは我ながら酷い。これでシャンプーなくしたの3度目。笑えない。

そして朝にはサソリを発見。

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サソリってなんか字で書いてみると違和感ありますね。どうでもいいけど。サソリ、これ毒あるのかな?

さて今日向かったのはヒンバ族の集落です。この村は完全に観光化しているのですが、その生活の一端を見ることができ、満足のいくものでした。ヒンバ族といえばアンゴラのルバンゴにあったスーパーの前でも見かけましたね。街中には不釣り合いな民族衣装で目立ってましたね。

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先に言った通りこの村にはたくさんの観光客が訪れています。今日も西洋人の老夫婦を乗せた団体バスが来てました。なのでここにいる人たちも完全に外国人馴れしていて、写真も自由に撮っていいとのこと。

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ここには16人の村民がいて、上画のとおり乳児も何人かいました。この独特な民族衣装は主に女性のするものであって、男性は一般の人と同じようなTシャツにジーパンとヒンバ人だと見分けることは難しいです。

f:id:baobab-no-ki:20170405192759j:plain子どものヘアスタイルもなかなか奇抜

女性は妊娠適齢期になると成人とみなされるそうで、早い者だと12才、平均的には15,6才の時に成人の証としてヒンバ族固有の髪に赤い土を塗って固めたものをつけ装飾することが許されるのだそう。

f:id:baobab-no-ki:20170405192932j:plain成人前の女性はこんな髪型をしています。

成人(妊娠適齢期)を迎えた女性はすぐさま嫁にいくことになるそうで、その後最大で10人以上の子どもを産むこともあるのだそう。恐るべき数ですよね。10回もお腹膨らんで、健康的には問題ないのでしょうかねえ。

f:id:baobab-no-ki:20170405193319j:plain家の材料は木、藁、土ととても簡素。右が作りかけの家です。

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最後には家の中を見学させてもらいました。茅葺き屋根の家なので通気性は良好で、土壁なので室内はひんやりとしていて過ごしやすいです。

f:id:baobab-no-ki:20170405193613j:plain上を見上げると明かりが入ってきます。雨が降っても伝って落ちていくので雨漏りはしない

この家の床に動物の皮を敷いてその上で寝起きしているのだそう。また中に掘っただけながらも庵があって、そこでお香を焚いて、それは自分に煙を当てて体を洗ったり、衣服を燻して洗濯をしたりするのに使われます。彼女たちは水で体や服を洗うことはないのだそうです。これも特徴的な文化ですね。

f:id:baobab-no-ki:20170405193726j:plainこの赤い粉を全身に塗り込むことで、日焼け予防と虫除けの効果があるのだそう。

このツアー費は100ナミビアドル(900円)と安くはないのですが、寄付だと思えば納得はいきます。ついでにこれまた100ドルと安くないカバの置物を土産に買いました。でも出来は上々です。この旅初めての土産と名のつく買い物です笑。自分用にしようか、それとも誰にあげようか知らん。

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その後は南下して早めに停車してキャンプ。明日はいくつかの観光地に行きます。

f:id:baobab-no-ki:20170405194807j:plainきょうの夕陽