ナミビア3日目

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念願のチーターパーク!!

今朝は5時半という真っ暗闇の中起き出して、昨日行った泉に動物が水飲みにくるのを夢みて行ってみました。そこには何人かのツアー連中が寝袋を持参して一晩中張っていたようですが、僕が行ったときにはみんな爆睡してましたね。そして7時までじっと泉を見詰めていましたが、その結果は丸坊主ナミビアに入ってから時差で時計の針が1時間早まったために、7時といってもようやく空が白み始めて、ちょうど動物たちが運動し始める時間帯です。もしあと1時間居れたら結果は違ったことになっていたかもしれません。

f:id:baobab-no-ki:20170405032453j:plainお気に入りのオリックス。三バカトリオ。

その後3時間半かけてエトーシャの園内を走り抜けて、次に目指すはチーターパーク。実はここ天下のロンリープラネットにも載っていない超穴場のスポットで、僕は心の裡で今か今かと指折りに待ち望んでいたところなのです。そして先に言ってしまうと、大いに感動し大いに満足することができました。

f:id:baobab-no-ki:20170405033408j:plain「危険!入るな!」と書かれた後ろに控えるは最強の番犬、じゃなくて番猫 チーター。いったいだれが無闇に入るでしょう?

まず第一印象、「でっけえ!」。まあ要はでっかい猫なんだろうと思っていたけれど、実物を見るとやっぱり大きい。それは図体の大きさもそうですけど、醸し出してるオーラというか風格が大きいのです。圧力がすごいのです。ただ触れてみると内実はやっぱりでっかい猫でした笑。

f:id:baobab-no-ki:20170405033720j:plainハンパねえ威光、でもかわいい

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ここのチーターたちは赤ん坊のころから人の手によって育てられたために、完全に人馴れしていて、見知らぬ人であっても関係なく近寄ってきます。

 

この時からアドレナリン出っぱなしで、何の怖れも感じずに触れましたね。なんの惑い、迷いもなく。

f:id:baobab-no-ki:20170405033909j:plainただちょっとやんちゃし過ぎて引っかかれミミズ腫れになりました笑。これも良い思い出。

f:id:baobab-no-ki:20170405040945j:plainここには犬もチーターと同じく3匹いて、幼馴染みなのか仲良くじゃれついています。まあそのじゃれ合いが遊んでいるのか、はたまたチーターが犬をハント(殺そう)としているのか判別しかねるのですが笑

チーターという生き物は僕にとって特別な存在です。ちっちゃい時分から好きでしたね昔ビーストウォーズというアニメがあってその中で一番好きなものもチータスというチーターのキャラクターでした笑。

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それが一番大きな理由ってわけでもないんだけれど、風貌が、その出で立ち、立ち振る舞いが他のものと一線を画してクールなんですよね。第一地球上で一番速いというのが浪漫があって良い。

f:id:baobab-no-ki:20170405041218j:plain幸せの具現化。

僕たちの他にも数名、他のお客さんがいて、ここのチーターたちに餌をやった後外に放されているチーターにも餌をやるために彼らとともに車の荷台に乗り込みその様子を見学しに行きました。

f:id:baobab-no-ki:20170405183533j:plain美味しそうにビーフを貪るチーターちゃん

先に見た家の周りにいるチーターは全て成熟したメスだったのですが、放された11匹のチーターの中にはオスもいれば子どももいました。

f:id:baobab-no-ki:20170405183651j:plain最初に遭ったチーター4頭

上画のチーター4頭のうちはオス2のメス2です。そしてその図体の大きい雄チーターが幅を利かせてメス2頭を威圧し、我先にと牛の塊をとっていきます。チーターの世界は男尊女卑のようです。

f:id:baobab-no-ki:20170405183905j:plain藪の中に佇むチーターはよもや野生のそれ

f:id:baobab-no-ki:20170405184232j:plainその後にあった子どものチーター。子どもといっても少しばかり成りが小さく毛並みが揃ってないだけで、だいたいは出来上がっています。

チーターに触るという小さな夢が叶えられた実に充実した一日となりました。いやもうホントにいつ帰国となっても悔いはありません。皆無です。

ナミビアを訪れ且つエトーシャに行かれるという方(これはアンゴラと違って大いに可能性があると思われる笑)、その国立公園からわずか2時間ほどのところなので、是非とも事前にインターネットかなにかで調べておいて訪れることを心を込めてお薦めします。いやこっちがメインでついでにエトーシャを訪れるという方が正しいかもしれません笑。そのくらいに僕は意中を突かれました。チーターとスキンシップがとれるんですからねっ!

 

明日はヒンバ村の見学に行く予定です。

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