ボツワナ3日目
大湿地、オカバンゴ・デルタ探検記 2日目
この日は朝から昨夕のウォーキングサファリのロングヴァージョンに出てきました。
↑ブルーバード
目標はBIG5の一角であるアフリカバッファローであったのですが、2時間弱あるき回って、ついぞ見た動物は上画の鳥一匹。シマウマも何も哺乳類は皆無でした。
でも巻頭にある通り白骨化したカバとゾウなら至近距離で見物できましたね笑。上画の方はゾウの頭蓋骨です。この周りには剣のような肋骨から僕の半身以上ある巨大骨まで色々な部位の骨が散らばっていました。死んでから白骨化するまでに3年の月日を要するのだそうです。これは持って帰っていいのか聞いたら良いとガイドが言ったので、象牙の一部を頂戴。
↑これって税関通るのかな。
歩いている時に注意しなきゃならないのが、だいたい5、6分間隔でイボイノシシなどの動物によって掘られた穴。
この地味に大きな穴が上画のように草に覆われていて、トラップに落とし穴みたようになっているのでめちゃくちゃ危険で、不意に足をこの穴に落として捻挫や骨折になるのは勘弁なので、慎重に緊張感を絶やさず歩を進める必要があります。
↑趣あるアリ塚
↑象が泥浴びをしたあと。
野営場に戻ってもまだ昼前。こっから謎の6、7時間ほどフリータイムが設けられて、数名はまた舟漕ぎにいったり、大方は睡眠を貪ったりしてました。僕は読書で。なぜかこの間よくわからない暇の時間が異様に長かったんで、それがわざわざ来ているのになんかもったいなかったですね。
その後は五時になってサンセットクルージングに出発。
↑初めてカマキリの産卵風景をみた。
でもご覧のとおり、雲が空一面を覆っていたためにキレイな夕焼けはなしでした。
夜になると、キャンプファイヤーを囲んで現地人が歌と踊りを披露してくれました。アフリカの民族歌はどれも明るく心温まります。その楽しげな雰囲気とともに最後の夜が更けていきました。明朝は早くにでて、マウンの市街に戻ることとなります。
これでツアー費は150USドル(16,500円)。値段相応のツアーではなかったなあ、というのが本音のところではあります。まあ楽しくなかったこともないのですが、期待は優に下回ってましたね。まあもっと動物が見れたらよかったのでしょうけど、こればっかりは運の問題でもありますし。でも舟で移動するゲームサファリもなかなかオツなものでそこはここにしかないフィーチャーなので、経験できたことは良かったです。