リベリア3日目 最終日

今日はあさの9時という幸せな出発時間で再度首都 モンロビアダウンタウンに向かいます。

f:id:baobab-no-ki:20170113211413j:plain街中にクリスマスツリー、遠の昔に終わったよ

僕は1.5Lの水を1ダース調達したり、街の散策をして2時間ほどの時間を過ごした後トラックに戻り、そこからは交代制のトラック守り番として1時間を過ごし、12時半に街を離れました。

f:id:baobab-no-ki:20170113211439j:plainここではカンボジアトゥクトゥクのようなものが至る所に走ってます

ここのところのシエラレオネリベリア滞在で思ったことは、西アフリカを離れていっているという実感です。それは主に2つのことから感じられて、1つ目は気候の変化です。マリ、ギニアまでは砂漠気候のように昼間に急激に気温が上がって、夜になると寝袋がないと寒くて眠れないほど冷え込んでいたのに対して、ここのところは夜はあまり冷え込まずに昼の暑さを引きずって、且つ湿度の高いまるで日本の夏の熱帯夜のような日々が続いて寝苦しいのです。

そしてもう一つの変化は物価。ギニアまではバナナも3本で100円取られるような理不尽極まりない、傍若無人ぶりだったのがシエラレオネに入ってから落ち着いてバナナも100円払えば7,8本付いてくるようになりました。水も2割ほど安くなりました。

f:id:baobab-no-ki:20170113211502j:plainバナナチップスは一袋5円なり。味は甘くなくていい塩加減で割りとイケる

この気候と物価の変化は直近の2ヶ国だけの現象かもしれないのですが、西アフリカの旅が終わりに近づいていっているのは確かです。また西アフリカ編の終わった頃に西アフリカ総集記事を書くつもりです。

     

昼から移動日となった今日はギニアに向かっております。前の一週間レポートで来週はコートジボワールに着き、アイスランド人ウグニウスがお別れになると書いたのですが、どちらも外れました。ウグニウスは本日ここモンロビアでツアーを去り、一行はそのままコートジボワールには行かずに一回ギニアを挟むということです。

f:id:baobab-no-ki:20170113211532j:plainさよなら自由人 ウグニウス 彼はこれから中央アフリカ共和国に向かうそう

なにゆえわざわざ再度ギニアに戻るのかというと、リベリアの東部はほとんどジャングルでそこの悪路を行くよりも一度遠回りでもギニアに入国した方が平地で道路も舗装されているので結果的に早くコートジボワールに入国できるとの理由です。あともうひとつチンパンジーを見に行くという大義もあります。

f:id:baobab-no-ki:20170113211548j:plain今日の夕焼け

今日の夕刻、ギニア国境30Km手前に到着。明日ギニアに入ってのまたもオール移動日です。