再ジンバブエ1日目

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雨を降らす滝、ヴィクトリアフォールズ

今日もまた昼までゆっくりして、それからおでかけしてきました。

なぜか僕たちは5日もここ、ビクトリアフォールズに滞在することになっているのですが、正直今日ぐらいからみんなすることがなくなってきているようです。ふつう、ゴールデンウィークとかの少ない休暇にビクトリアフォールズに行くってなったら、その旅程は詰め詰めになって、一日々々をあそこ行ったり、ここ行ったりと走り回らないといけないものでしょう。でも贅沢なもので、僕たちは朝はゆっくり気長に過ごして昼からアクションにでても余りあるほどの時間があるのです。現に僕は明日やることが全くなくなってます。

さてさて今日の本題に入っていきます。今日は4日目にしてようやくビクトリアフォールズの全貌を見物してきました。

f:id:baobab-no-ki:20170521223946j:plainモシオトゥーニャという名のジンバブエ側国立公園。当然のように世界自然遺産に登録されてます。

入場料30USドル(3,300円)を払って入園。すると中にはちょっとした展示物が並んでいました。ビクトリアフォールズが世界三大瀑布の一つであることは周知の事実ですが、そこで新たにわかったのがビクトリアフォールズは世界七不思議の中の一つでもあるということ。

f:id:baobab-no-ki:20170521224114j:plainそういや、ケープタウンテーブルマウンテンは「新」世界七不思議の一つだったな。もうそこまでいくと胡散臭くてしょうがないけど笑

回っていく順番としては、東西にわたって隔たっているビクトリアフォールズを東のまだ滝壺に落ちる前のところから始まり、そこから西に向かって、国境の橋に向かって歩いていきます。

f:id:baobab-no-ki:20170521224539j:plain爆音が響き渡る。

水しぶきが下から巻き起こり、ゴオーッという尋常じゃないほどの爆音が辺りを包みます。

f:id:baobab-no-ki:20170521225005j:plain虹の上にだって乗れる。

幸運にも僕たちが来ているこの5月というのは一年でビクトリアフォールズの水量がもっとも増す時期です。

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上画のように11月の雨季の時期にビクトリアフォールズを訪れると迫力が数割引きとなった残念な姿をみることになってしまいます。それと比べ乾季のビクトリアフォールズは今から続々と貼っていきますが、まあ比べ物にならないほどに凄いものなのです。

この雨季になぜ水かさが少ないのかというと、これらの水の源流となるものが半年前の雨季のアンゴラやそこらへんで降り、それらが6ヶ月かけて集合しここまで流れ着いてくるからなんです。だから乾季の晴れ渡った観光日和の季節にちょうど水量がマックスになるという好都合なことになるのです。

f:id:baobab-no-ki:20170521225244j:plain中間地点。ここらへんがキレイに見える限界地点だったかな。

東に向かうにつれて滝との距離も縮まり、ミストの濃度が次第に濃くなって行きます。

f:id:baobab-no-ki:20170521225339j:plainここまでは水のカーテン越しに滝がまだ見れた。

f:id:baobab-no-ki:20170521225429j:plainここまで行くと視界ゼロの世界に

この中に入るともうスコールの中に突っ込んでいくのと一般で、瞬間で全身ずぶぬれになってしまいます。そうなることは前日に行ったタミーに教えてもらっていたので、カメラも何も持たずに財布とiPhoneだけ持って、あとは手ぶらできました。かっぱもびしょ濡れを体験したくてわざと持ってこず、ホントに隅から隅までびっしょびしょに。あやうくiPhoneを水没させるとこだったし。

f:id:baobab-no-ki:20170521230655j:plain滝から吹き上がった水が降り注ぎ、そこに小川が流れるというよくわからない現象。

だいたい1時間ほど歩いて、最終ポイントに到着。眺めよく橋が見られました。

f:id:baobab-no-ki:20170521230834j:plain最終地点の国境橋。よく見ればバンジージャンパーがぶら下がってる。

 

やっぱ世界のビクトリアフォールズだけあって、その名に負けぬ迫力を持っていました。アンゴラで見たカランドゥーラの滝もとてもスペクタクルな良い滝だったのですが、やっぱりその規模の差は歴然ですね。

f:id:baobab-no-ki:20170521231012j:plainカランドゥーラの滝、間違いなくワールドクラス。でもアンゴラにあるから無名。

まあこの滝の水もビクトリアフォールズの一部となっているのだろうから大差あって当たり前のことなんだけれど。僕はそれでもカランドゥーラの滝の方が魅力的ではあったなと感じています。全体を一望できたし、迫力もすごかったから。

ホントに一足運ぶ価値が十分あるものでした。金に余裕あったら橋からジャンプしたかったし、ヘリにも乗りたかったものだなあ。

f:id:baobab-no-ki:20170521231837j:plain二重の虹が良かた

 

最初にいったとおり明日はなんにもすることがありません。夜から夜行列車に乗るというイベントが待ってるくらいです。まあまたゆっくりするかな。